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小説

『銃 中村 文則』で社会適正が気になった|ぶん殴られたような結末

『銃 中村 文則』はストーリーが大学生転落人生物語でテーマが社会適正。ラストがすごかった。このままありきたりに終わるのか、それともつまらなく前向きに終わるのか。なんて思ってたらぶん殴られたような結末だった。消臭可能だなどと思わないことだ。
小説

『最後の息子 吉田 修一』は才能駄々洩れ感ハンパない|センスの塊

『最後の息子 吉田 修一』のストーリーはオシャレ日常色々でテーマは日常。この本に出てくる話は全て日常系。でもそこにあふれる才能感がハンパない。もう駄々洩れレベルで。ともかく文章が凄い。そしてこれが日常系との相性抜群。そこが良い。
小説

『美しい星 三島 由紀夫』の碑文が残るなら人類は滅んでも良くね?

『美しい星 三島 由紀夫』のストーリーは変なSFでテーマは地球人。この本の碑文はどうしようもない。なんであんな支離滅裂な事柄で人間を見事に表せるのか。わー何これー、面白そー、と思って不用意に近付いた僕のような素人がガブッとやられる。
小説

『潮騒 三島 由紀夫』は圧倒的すれ違い恋愛小説|本歌取りの神髄

『潮騒 三島 由紀夫』はストーリーが正統派純愛もの、テーマはすれ違い。主人公が朴訥だからこそ最後のすれ違いが印象的。どうやら異色作らしい。ものすごく素直で正統派な純愛もの小説。ただしそれでは終わらない。古典が下敷きにあるとか。
小説

『三島由紀夫レター教室 三島 由紀夫』の山トビ夫みたいになりたい

『三島由紀夫レター教室 三島 由紀夫』はストーリーが手紙のやり取りでテーマが思い遣りだろうか。となると何だか堅そうな面白味のないものになってしまいそうだがそこに自分と相手の好みが入る。手紙と思い遣りは正のフィードバックがかかりそう。
エッセイ

『不道徳教育講座 三島 由紀夫』を読んでアノマロカリスを思う

『不道徳教育講座 三島 由紀夫』は一般に正しいと言われることを否定し、本当に正しいことは正しいと、おかしなことは変じゃね?とはっきり言う。反対の仮定からアプローチする話だ。ユーモアとふざけた雰囲気でデコレーションした面白くてためになる本。
エッセイ

『星を見た金魚 高橋 洋子』は面白旅行記+俳句で変わってて楽しい

『星を見た金魚 高橋 洋子』みたいに作家が色々なところに旅行に行って、美味しいもの食べて楽しい事して感じたことを書く、って本は多い。なので作者の文章、というか人間的面白さが決め手となるが、この話は+俳句。物事の描写や形容が個性的で楽しそう。
小説

『友の墓の上で 怪異名所巡り 8 赤川 次郎』が水戸黄門的安定感

『友の墓の上で 怪異名所巡り 8 赤川 次郎』はストーリーが幽霊バスガイドでテーマが伝えたいこと。キャラクターは霊感バスガイド。テーマも何もないのかもしれないが赤川次郎の安定感が最大のテーマでは。ともかく赤川次郎本人のキャラがたっている。
小説

『でかい月だな 水森 サトリ』は小説&ライトノベルの不思議感覚

『でかい月だな 水森 サトリ』は話自体もその独特な存在も面白かった。普通の小説とライトノベルを持ってきて2つを上手い事編み込んで1つのお話にした感じがする。ただしあまりにも違和感なく合成されているので、気が付けば何か違う、って雰囲気がある。
小説

『ネズミ石 大崎 梢』を親視点で読んでしまう|何かあったら教えて

『ネズミ石 大崎 梢』はストーリーが中学生探偵団でテーマがお祭り。キャラクターはわりと平凡中学生。何が気になるって子供たちの危険な行動が気になってしょうがない。何かあったら相談してほしいと思うし、相談したくない気持ちもわかる。