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小説

『ひざまずいて足をお舐め 山田 詠美』は境界線探す地図作りのお話

『ひざまずいて足をお舐め 山田 詠美』はストーリーが怪しい世界話でテーマが地図作り。主人公は文学的女王様。境界線を探すことは、自分を知ることにもつながる気がする。そうすれば同じ物事を見てもオリジナリティーを得ることが出来る。
小説

『グランドマンション 折原 一』は読者を騙す手法の集合住宅

『グランドマンション 折原 一』は読者向け罠がたくさん並べられた集合住宅みたいな話である。それぞれの部屋には様々な罠が読者に挑戦するべく手ぐすね引いて待っているのだ。短編が集まった推理小説はたくさんあるだろうがその点では珍しいタイプでは。
ノンフィクション

『神々の指紋 グラハムハンコック』読ませてもらった、人類は滅びる

『神々の指紋 グラハム ハンコック』は読んでる方としても釣り込まれて、こりゃあワクワクすることが起きるぞ、なんて気持ちになる。超古代文明発見! ってなったら、大して興味なさそうな周囲の人に話を振ってウザがられる迷惑な大人でいたい。
小説

『蜃気楼の彼方に 井上 香織』は見方を変えればシュールで文学的

『蜃気楼の彼方に 井上 香織』は少女漫画的に頑張り屋の主人公が運命に翻弄され、かわいそう‥、と読むか。ふざけんなこの女、周り中に迷惑かけまくりじゃねーか、と読むか。敢えてそれをガン無視して考えてみるともの凄くシュールで人間っぽい。
ノンフィクション

文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの ジャレド・ダイアモンド

『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの ジャレド・ダイアモンド』は様々な結果に対して方向性を決めたっぽい要素を並べて比較検討している。文明崩壊も気になるけど、日常に応用したいところだ。一家に一台、AIジャレド・ダイアモンドがほしい。
小説

『カクレカラクリ 森 博嗣』はなんか薄くて謎が対象年齢低めな感じ

『カクレカラクリ 森 博嗣』は「あれー、こんなに薄い話だっけ?」ってくらい薄い。淡い雰囲気の中淡い話がゆっくりと進んでいく。謎も対象年齢低めな気がする。僕の知っている森博嗣のとんがった謎解きに比べれば夏休みの指定図書に出てくるような感じ。
小説

『私以外みんな不潔 能町 みね子』で文学ってムズイなぁって思った

『私以外みんな不潔 能町 みね子』はストーリーが繊細幼稚園児物語でテーマが個性。主人公は繊細幼稚園児。どういう人がカミングアウトに至って、どういう人が隠し続けるか気になる。どっちが幸せかなんて絶対ないだろうけど、子供が悩んでたら助言したい。
小説

『ロスト・ケア 葉真中 顕』は色々考えてミステリーどころじゃない

『ロスト・ケア 葉真中 顕』はミステリーなのだがそういう問題じゃないのだよ。色々考えてしまい真相とか割とどうでも良くなっていたのだがしっかりミステリーだった。完全に油断して真相が明かされた時には本気で声に出し「えっ!?」とか言ってしまった。
実用書

『効きすぎて中毒になる 最強の心理学 神岡 真司』で損を実感

『効きすぎて中毒になる 最強の心理学 神岡 真司』は人間の心理的にこういう錯覚が生じやすいから気を付けよう、効果的に物事をアピールするにはこの点に気を付けよう、みたいなもんだと思う。プラス方向にもマイナス方向にも強い武器になるんじゃね?
小説

『まっすぐ進め 石持 浅海』少ない論拠から仮定を楽しむタイプの話

『まっすぐ進め 石持 浅海』は日常のちょっとした謎、ということで本人には大事だがはたから見ると大したことない話やまったく関係ない他人に対する違和感を扱う。真相+事実=謎、だとすると謎に対して提示される事実が不十分で解がたくさん存在する。