『ビールボーイズ 竹内 真』で久しぶりにビールを飲みたくなった

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*「晴耕雨読その他いろいろ」(2017/4/27)投稿記事の修正転載です

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「ビールボーイズ 竹内 真」でビールを飲みたくなった

とても面白い話だ。小学生の頃からの仲の良い友達同士の話がメインで何かとビールが絡んでくる。で、最後の方はビールが中心になって大団円を迎える。それぞれのエピソードは面白いしあれは伏線だったのか、ってのがあったりストーリーはもの凄く楽しめる。

最高! 文句なし! と書こうと思ったのだが実際に書き始めると何でだか書くことが思い浮かばない。どうやら僕にはテーマが全然わからなかったようだ。小説を読むときにはテーマを意識することが多い。面白い小説は魅力的なストーリーを通して何か重要なテーマを表している。

で、ここに感想を書くときにはストーリーはあまり気にせずテーマについて自分はこう思う、こういう経験がある、みたいなことを書く。今回僕はテーマを読み取る事ができなかった。なので感想が書けないのだ。

無理矢理書くとするとちょっとしたことがその人の人生に大きな影響を与えるよねー、世の中面白いよねー、ってところか。実際に登場人物はそれぞれ出会いだったり出来事だったりで大きな影響を受けその後の生活を大きく左右されている。でも何だかちょっと違う気もする。

僕が気が付かないだけでしっかりとテーマがあったのかもだが共感できなかったって事だろうか。面白いし久しぶりにビールを飲みたくなったのは事実なんだけどね。

でもまあ考えてみれば小説のテーマだなんて1つとは限らないだろうし複数あるうち僕がかろうじて共感できたのがそれだったってだけか。もちろん僕のアンテナ感度が低かったってのもあるが。

例えば僕自身にちょっとしたことで影響受けましたよエピソードがあれば物凄く共感出来てその経験を書いていただろう。でも別にないんだな。あるいは小学生時代からの古い付き合いの友人がいて、色々良い影響受けましたよエピソードがあればやっぱり共感できただろう。でも別にないんだな。

そう考えると当たり前の話だがテーマは普遍性があって一般的であればあるほど望ましいわけだ。共感するであろう人の数が増える。一方で的を絞って少ない対象に強烈な共感を与える作戦もありそうだ。今回僕は対象外だったっぽいが上のような経験があれば物凄く共感できただろう。

でも何となく経験への共感よりも心情への共感の方が有利な気もする。何でだろう。ともかく僕はテーマを見付けられなかったがストーリーが面白いのは事実。爽やかな話が好きでビール好きな人におススメ。

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