*「晴耕雨読その他いろいろ」(2022/9/16)投稿記事の修正転載です
「ふたつのしるし 宮下 奈都」みたいな展開キボンヌ(2022/9/16)
ストーリーが発達障害者幸せ発見物語でテーマがしるし。キャラクターはたぶん発達障害者とそうじゃないけど普通と違うところに悩む人。
ニセモノが多くね?
しるしは大事だ。なんだけどたぶんニセモノが多い。これだ! と思ったけど外したもののなんと多いことか。さらにいえば、外したと思っていても実は当たりかもしれないから怖い。当たりを引くのは運……、な気もしないでもないがそれを言っちゃあお終いだ。
1%でも0.1%でもいいから当たりを引く確率を上げたい。感覚を研ぎ澄ますためには何が必要か? これすらわからなかったりする。たとえば僕は過去にいくつかの選択をした。進路を決める、とか、妻と結婚する、とかいろいろ。
結婚はさておき付き合い初めは明確な選択の結果だった。あのころ僕の恋愛感度は少なくとも今よりも高く、最も楽しい時間をすごせる相手を選んだ。じゃあ結婚は? っていうと。これは交際の延長線だったかも。いつの間にやら当然結婚を前提にしていた節がある。
進路なんてもっとひどい。流された感がありありだ。そんなことを言い始めたら妻と付き合い始めたのだって怪しいか。たまたまそのころ近くにいてちょこっと喋って楽しかった相手を選んだだけじゃね? 他の子だってそれっぽい雰囲気でおしゃべりすれば楽しかったんじゃね? なんとも否定できない。
いやいや、それこそがしるしだよ。たまたま近くにいて、たまたましゃべって楽しくて、これをしるしと言わずして何がしるしだ! みたいなもんかもしれないけど。
問題は将来
過去のことは置いといて問題は将来のことだ。よっぽどのことがない限り僕の人生は定常状態に入っている。このまま無難に会社勤めして趣味の時間を楽しんで、それで一生終わりにできる。問題は長男の将来だ。
十中八九就職できない長男の生計をどうやって立てさせるか。さらにもうひとつの問題は無難なままで良いの? って自問。だから僕はひと山当てようとする。小説を書いて新人賞に送ったり、ブログでウハウハ作戦を決行したり、FXに手を出して痛い目を見たり。
それぞれにしるしは感じた。まさにこの方向だ! みたいな感覚を何度か味わった。……でも結果が見えませんよ? これをもって、しるしはニセモノだった、と結論づけるか。まだ結果がついて来ないだけと判断するか。難しいところだ。
たぶんすべては終わってみないとわからない。あれこそが本物のしるしだったんだ、と、あとから思えば明確なのだろう。それこそニセモノに惑わされたのが不思議なくらいに。そのためには続けることが必要だ。
しるしを見つけたら追っかけ続ける。見つからなかったら探し続ける。諦めたら試合終了、ってやつですよ。当たり前だけど、そんなもんだと思う。
ところでこの話は超うらやましい。紆余曲折ありながらも本物を手にした登場人物もうらやましいが、個性的な子供が好きなことを見つけ生活に役立てるあたりが最高。我が家の個性派にもぜひ何か見つけてほしい。
そのためのフォローは惜しまないしいろいろ試してるつもりなんだけどね。本物のしるしを見つけたい、と、つくづく考えさせられる本でした。
↓嫌だって言ってるだけじゃつまらない。工夫をすれば楽しくなってくるかも。

↓なんか僕ってしるしを感じまくってるオッサンな気がする。

↓今風の曖昧なミステリーも大好きですよ。


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