*「晴耕雨読その他いろいろ」(2017/2/12)投稿記事の修正転載です
「モビィ・ドール 熊谷 達也」で哺乳類の優遇が気になる(2017/2/12)
イルカの研究者の話で楽そうに見えて大変なんだよ、って事とか、海の哺乳類にまつわるアレコレとかいろいろ興味深い。で、そこにどこか陰のあるイケメンが現れ仕事の面でも異常事態が発生して、とありがちな話だがオーソドックスに面白い。
最初僕は全然別なドロドロした展開を予想していたのだがあくまで正直ベースな後味の良い話でした。それにしてもイルカとかクジラは何故か特別視される。哺乳類だから頭良いのだよ! ってのはわかるが馬とか牛とかと比べてどうなのだろう。
学術的にしっかりと頭が良いことがわかっても食べる、食べない、の話はまた別だ。なのでクジラもイルカも賢いから食べない! ってのは2重の意味でよく分からない。北欧の人がイルカ食べるのはOK! が追加されると3重になるがここまで来ると逆に理屈じゃないだ! No Reason! で分かりやすい。
この話の中で一番共感できたのはイケメンのクジラ肉に関する態度。まあ特別こだわりないよ、ってのが一般的な意見では。もしも僕らが海底人だったらどうだっただろうか? お話の中の海底人はイルカと仲良しでイルカに乗っていたりする。我々にとっての馬的な存在?
人間は家畜化できる動物を飼育してそれを食べたり乗ったりして文明を発達させた。なので海底人もイルカやクジラを家畜化するのでは。飼育が大変そうだが。
そして海底人がたまたま陸に上がり賢くて優しい目をした動物を見付ける。馬とか牛とか。この場合海底人は馬や牛を食べるのは野蛮だ! 彼らはとても賢いのだ! となるのだろうか。イルカは有史以前から食べてるから気にしないけどー、ってなるのだろうか。
イルカやクジラが良い役割となると悪役としてサメがいる。魚類だからー、って理由で彼らはアホで獰猛、という救いようのない役を割り振られる。海底人の馬、牛保護話ではやっぱり人間が悪役だろう。陸上の哺乳類を乱獲し時には海底人にまで襲い掛かる! ただし弱っている時や多勢の場合のみ。
……安心してください。こんな変な話じゃないですよ。オーソドックスに面白くいろいろ興味深い話でもある。イルカ好きな人におススメ。
↓虚構と現実が混濁しまくります。それこそが小説?

↓特に切羽詰まると想像力激減しそう。

↓最近の僕の考えだと読書は脳トレ的に優れている。

↓尊重して丁寧にという王道子育て本。……わかっちゃいるんですよ。




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