*「晴耕雨読その他いろいろ」(2022/9/9)投稿記事の修正転載です
「雨の塔 宮木 あや子」で一体感が気になった(2022/9/9)
ストーリーが昔の少女漫画風学園物語でテーマが一体感。キャラクターはキャッキャッウフフ仲良し女学生。……突然ですが最近キャラが気になってる。
一体感っていいよね
いちおう普通に学校行って部活とかしてたので一体感的経験は僕にもある。高校の部活では選手じゃなかったけどやっぱり大会とかで応援してるとそれなりに熱くなる。苦労を共にした仲間の活躍に同じ境遇の仲間と一喜一憂した。
大学の部活でコンクールがあってその講評をリーダーが読み上げたときも一体感があった。書かれていた好意的評価にみんなと一緒に大喜び。練習頑張ったもんね。……考えてみたら後者は合唱団だったんだから一体感は重要事項か。
なんだけど、基本冷めている方なので一体感に包まれてヒャッホウ! みたいな経験よりも輪っかの外から眺めている記憶のほうがわりと鮮明だったりする。高校の文化祭で後夜祭があってみんなが楽しく校庭に集まりマイムマイムとか踊ってるのを横目にそのまま帰宅した。
みんなでカレー食べて帰ろうってイベントの時も直帰したっけ。あれ? 映画見に行くのも無視したな。友人の結婚式をすっぽかしたこともあったような……。こうして考えてみると疎外感のほうが多い?
いやいや、一体感だってあった。……そう思いたい。ともかく僕は両方が適度に入り混じった凡人だ。
だいたい中庸が正解
両極端な項目があってどちらが好ましいかを考えると、だいたい中庸が正解だったりする。ということで一体感と疎外感もそうだろう。一体感を楽しむときは楽しみ、ちょっと引いた視線で自分を保つ。……できたらいいなぁ、ムズイよなぁ。
ミスった思い出ならすぐ出てくる。大学で最初の頃わりとしっかり授業に出てた。なんだけどみんな適度にサボってる。じゃあ僕も、となってスチャラカ学生の道を歩んだ。
しかし、まわりは無計画に手を抜いていたのではなかった。出席率とか課題とかしっかりチェックしていた。掲示もマメに確認して救済措置を調べていた。そうとは知らない僕はひどい目に会った。ハシゴを外された気分だった。いや、悪いのは僕なんだけどね。
この程度ならまだマシだが、同じようなことがもっと深い友人関係や恋愛なんかであったらショックがデカいだろうね。なのでやっぱり中庸が大事。疎外感ばっかりも寂しいしね。
逆に一体感全振りだったら? 自分を持たない無個性人間になりそう。このあたりをうまく利用したのがヒトラーだったり大本営だったりなんだろうね。世の中の流れに逆らうことはできない。そうはいっても客観的な目線が必要。そんなことを考えさせられた本でした。
ところでこの話はすごく読みづらい。視点がコロコロ変わって今が誰目線なのかわからなくなる。と、思ってたんだけどこういう作戦じゃね? と考えて特に気にせず読むことにした。
そうすると登場人物たちが一体化していくみたいな感覚で話の内容と調和して面白かった。スゴイ書き方だな……。考えさせられて勉強になる面白い本でした。
↓最近オカマとゲイの違いが気になる。

↓全振りすべき方向が分かるんなら株買うよ。

↓わりとよくあるスタイルなのかも。


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