*「晴耕雨読その他いろいろ」(2018/3/16)投稿記事の修正転載です
「金魚姫 荻原 浩」を読んで棚から女の子は難しいと思った(2018/3/16)
ストーリーは棚から女の子、テーマは繋がってる。冴えない主人公のところにある日突然カワイイ女の子がやってきた! 女の子が巻き起こすドタバタで毎日チョー大変! これからどうなるの? 的なラブコメ少年漫画は多い。
少女漫画にもありがちだし恋愛抜きではドラ〇もん他。小説や映画でも多い。この本はそのパターンに分類できると思う。このパターンにおける女の子は非現実的なのだとロボット、マネキン、女神様他なんでもアリ。現実的な所では謎の転校生だろうか。
王道だけにテーマも大体決まっていて冴えない主人公の成長になりがち。女の子に感化されてあるいは女の子を想うあまり頑張って成長していくわけだ。このパターンが陥る最大の問題は主人公できる奴じゃね?と主人公何もしてなくね?では。
そもそもこのパターンの根底には冴えない主人公への共感と冴えない主人公の成長という二つの要素がある、と思っている。俺はダメな奴だけど棚ぼたで何とかならないだろうか‥、的なドラ〇もんっぽさとあんなにダメだった主人公がよくぞここまで頑張った!的な映画ドラ〇もんっぽさ。
共感と成長という2大要素が詰まっており、一粒で二度おいしいのだからそりゃ王道にもなるわな。なんだけどそのバランスが難しい。主人公があんまりにも頑張り過ぎると俺はこんなに頑張れない、っていうかこんなに努力できるなんて主人公ダメ人間じゃないじゃん、となり共感できなくなる。
反対に頑張りが足りないと読んでて腹が立ってくる。なんじゃコイツ!全部棚ぼたで主人公何の努力もしてないじゃん!となる。そこには多くの人が納得できるバランスと妥当な理由が必要になる。
女の子が可愛いから頑張れた!だけでは好きな子のためにそこまで頑張れるできる奴、である。偶然惚れられたから頑張りました、ではなんじゃそりゃ、である。
ここまで書いておいてなんだがこの問題に対して解決策を知っているわけじゃない。この本の場合はこうしてたよ!なんてのも当然書かない。でも納得できる結論がこの本にはあった。
今回も本の内容そっちのけで勝手に思った事を書いてしまったが何しろ荻原浩なので当然面白かった。ここまで非現実要素を入れておいてラストがたまらない。不思議な話好きの人におススメ。
↓みんな大好きパターンですよ。最近少ない?

↓わりと強引な解釈多くない?

↓架空中華系って、架空和風系より多くない?



コメント