『金持ち父さん 貧乏父さん ロバート キヨサキ』は当たり前のこと

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*「晴耕雨読その他いろいろ」(2022/2/9)投稿記事の修正転載です

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「金持ち父さん 貧乏父さん ロバート キヨサキ」には当たり前のことしか書いてない(2022/2/9)

この本には当たり前のことが書いてある。自分の頭で考えて行動しろ。大切だけどどうにも忘れがちなことだ。それ以外にも様々な忠告が出てくるが、どれも当たり前のことだ。でもってこれは何もお金に限った話じゃない。

あらゆることに共通する助言がテンコ盛りだったりする。当たり前のことしか書いてないこの本が、どうしてこんなに売れたのか? どうして今も売れ続けているのか? どうして、僕もやってみよう! という気持ちを呼び起こすのか?

そりゃやっぱりこの本がわかりやすいからだと思う。金持ち父さんと貧乏父さんと、その対照がポイントじゃね? 正直僕らは何をすればいいのか、よくわからない。暗闇の中にいて、自分がどっちに向かえばいいのかわからない状態。

いや、なんとなくはわかるんだよ。これまで惰性で続けてきた方法、昔ながらの方法でともかく歩いてる。なんだけど、このままじゃヤバいって、漠然と不安に思ってる。これはアラフォーのオッサンのお金に対する感覚であるとともに、人間誰だってそうであり、どんな分野でも最初はそうだと思う。

特に子供なんて最たるものだよね。子供の場合、親が灯台みたいなもんだ。暗闇の中、その灯りだけが頼りで、ともかくそっち方向へと進む。もちろんそんなこと意識せずに何となく真似る。なんだけどどうやらそれだとヤバいっぽい。

世の中の変化が早すぎて昔のパターンが通用しない、なんて話を聞いて心配になる。そんな世間一般のオッサンと異なり、著者の灯台は二つあった。もちろんそれが金持ち父さんと貧乏父さんだ。両者がまったく違うもんだから、自分がどっちに進むかをしっかり考える必要があった。

世間一般と違い、考える必要がある環境、嫌でも考えさせられる環境、ってのがうらやましい。と、言いつつ実はこれって本当に自分がその境遇だったら面倒くさそうだ。

まず実の父親は「誰のおかげで飯が食えると思ってるんだ! このクソガキが!」くらいは言いそう。次にもう片方の父さんには「お前なんかと遊んでる時間はない! とっとと帰れ!」なんて追い返されそう。こんなことを言わなかったとしたら両方ともとんでもなく人間が出来てる。

なのでこれはとてもレアな環境だと思う。そんな恵まれた環境で、著者は色々と自分の頭で考えた。そりゃ成功するよね。やっぱり成功するのも楽じゃない。簡単にお金が手に入ると思ったのに……。実は僕も似たような環境だったりする。

僕の場合は母。でもって二人じゃなくて一人。時間軸的に異なるって意味で。昔々母は真面目だった。多分僕が小学校一年くらいの頃を境にくだけた人間になった。夏の暑い日、遠くまで母と二人で出掛けたときのことだ。

喫茶店にでも寄ろうか? と言われて僕はとんでもなく驚いた。寄り道するようなタイプだと思っていなかったからだ。……単に暑かったからかもしれないけど。母の場合、もともと真面目、ってのもあっただろうけど、子育てに対する気負いもあったのかも。

だから姉は僕よりも堅く、妹は僕よりもいい加減だ。僕は自分がちょうど良いと思ってる。うーん、なんかちょっと違う? でもまあ、対比して考えられるってのはいい環境じゃね? そんな環境で培われた、当たり前の大切なことが丁寧に書かれた本です。

あれ? お金の話は? もちろんお金方面についても興味津々ですよ。ということで早速シリーズ本購入済み。

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