『みちづれはいても、ひとり 寺地 はるな』で別に良くないと思った

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*「晴耕雨読その他いろいろ」(2022/12/13)投稿記事の修正転載です

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「みちづれはいても、ひとり 寺地 はるな」で別に良くないって思った(2022/12/13)

ストーリーが中年女ロードムービーでテーマが別にいいけど。キャラクターは対照的中年女性。ロードムービーほどあちこちいかないけどよそ者感はすごい。

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全てが見えた

わりと最初のほうにテーマが出てくる。こういうのってありがたいよね。ズバリ、別にいいけど。気づいた瞬間、先の先まで全てが見えた。とは言っても話の展開ではなくて、僕の読み方、具体的にはブログに書く内容、どういうふうに書くかがはっきり見えた。

別にいいけど、と思ってすべて流していては骨なし人間になる。かといってあらゆることにこだわるのは大変だし気力が続かない。ここはやっぱり取捨選択したい。ひとつかふたつ、これだけはゆずれないという芯を持ちたい。

それ以外はまあほどほどにやって、大切なものに全力を注ぎたい。その選び方、力の配分こそがその人の個性なんじゃね? ……と、まあこんな感じでブログに書く内容がパァッと見えた。読み始めて数ページの段階でここまで見えた。

これってある意味つまらないよね。別にいいけど、で済ませらないヤバヤバパターンだと思う。どうせ本を読むのなら、新しいことを得たい。いっつも同じことを考えて、同じように満足して、それでは成長がない。

そのうち考えが凝り固まって、昔考えたことにとらわれて、柔軟性に欠けるつまらない人間になりそう。ということでなんとかして脱却したい。

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損切りが大事

なんとかして抜け出そうと考えて、その先のことを考えた。大事なことと、別にいいことがある、そんなことは承知の上。配分が重要なこともわかった。その先の話。わかっちゃいるけどやめられない、となると何が理由だろうか。

それはつまり損切りだと思う。あんまり好きな単語じゃないんだけど。ハードルが高いことならわりとなんとかなる気がする。人それぞれだが、大変でも興味があれば挑戦できる。やっかいなのは一度初めて撤退することだ。少なくとも僕はそう。

面倒でも興味があれば取り組める反面、取り組んだものからの撤退が苦手。たとえば離婚なんてのはその最たるものだと思う。自分の判断ミスを認め、ややこしい制度を越えて、おせっかいな忠告をやり過ごし、多少は残る愛着を切り捨てる。想像を絶する苦労だ。

……いや、僕がじゃないよ。一般論だよ。あとは自分のスタイルを変えるのもやっぱり同じくらい嫌だ。離婚に比べると「ややこしい制度」がないぶんまだマシだが、プライド的には同じようなダメージ。

損切りという言い方は嫌いだ。自分の判断ミスを棚に上げて、「損」と宣言して「切る」。なんか上から目線じゃね? 「継続は力なり」だと思っているのでその反対方向に位置する点も嫌悪感の理由だと思う。

だけどそうも言っていられない。やっぱり撤退は重要だ。ここはあえて嫌いな単語を使ってでも、「損切り」していかねばならない。基本アレだ。僕はいろいろ手を出し過ぎてエネルギーが分散している。ここはやっぱり集中していきたい。体力も残り時間も多くはないし。

と、まあ今日も本を読んで色々考えました。面白くて考えさせられる良本。

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