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小説

『特急「北斗1号」殺人事件 西村 京太郎』時刻表記に凄味を感じる

『特急「北斗1号」殺人事件 西村 京太郎』はストーリーが鉄道ミステリでテーマが非日常/日常。主人公が十津川警部。時刻表記の細かさが旅情を醸し出してて良い雰囲気です。さらに非日常的な展開が繰り広げられ話の続きが気になってしょうがない。
小説

『東京ディール協奏曲 塩野 誠』昔の知り合いに対して思う事が全て

『東京ディール協奏曲 塩野 誠』は実業家が薦められて書いた小説っぽい。なので話は面白くても小説っぽくない点が多々あり違和感を持ってしまうのだ。その辺りのアレ?を無視して読めますよ、結構おおらかな人間ですよ、って人は楽しめる。
小説

『みだれ髪 与謝野 晶子』で短歌に興味出てきた|気分はわかる

『みだれ髪 与謝野 晶子』で一番好きなのは「その子二十歳」ですよ。いきなり衝撃的なスタイルに続き、おごりの春、だからね。昔の言葉過ぎてわからないことが多い中で魅力的な表現がたくさんある。こよいあう人みなうつくしき、そんな感覚昔あったかも。
エッセイ

『アロハ魂 小林 聡美』は椎名誠の旅行から緊迫感を取り除いた感じ

『アロハ魂 小林 聡美』はどことなく椎名誠に似ている。椎名誠の旅行エッセイから緊迫感を取り除いた感じ。面白いあだ名を付けるからなのか、食への情熱が強いからなのか、独特の観点を持っているからなのか。ゆったりした旅行記が読みたい場合はおススメ。
小説

『ひざまずいて足をお舐め 山田 詠美』は境界線探す地図作りのお話

『ひざまずいて足をお舐め 山田 詠美』はストーリーが怪しい世界話でテーマが地図作り。主人公は文学的女王様。境界線を探すことは、自分を知ることにもつながる気がする。そうすれば同じ物事を見てもオリジナリティーを得ることが出来る。
小説

『グランドマンション 折原 一』は読者を騙す手法の集合住宅

『グランドマンション 折原 一』は読者向け罠がたくさん並べられた集合住宅みたいな話である。それぞれの部屋には様々な罠が読者に挑戦するべく手ぐすね引いて待っているのだ。短編が集まった推理小説はたくさんあるだろうがその点では珍しいタイプでは。
ノンフィクション

『神々の指紋 グラハムハンコック』読ませてもらった、人類は滅びる

『神々の指紋 グラハム ハンコック』は読んでる方としても釣り込まれて、こりゃあワクワクすることが起きるぞ、なんて気持ちになる。超古代文明発見! ってなったら、大して興味なさそうな周囲の人に話を振ってウザがられる迷惑な大人でいたい。
小説

『蜃気楼の彼方に 井上 香織』は見方を変えればシュールで文学的

『蜃気楼の彼方に 井上 香織』は少女漫画的に頑張り屋の主人公が運命に翻弄され、かわいそう‥、と読むか。ふざけんなこの女、周り中に迷惑かけまくりじゃねーか、と読むか。敢えてそれをガン無視して考えてみるともの凄くシュールで人間っぽい。
ノンフィクション

文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの ジャレド・ダイアモンド

『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの ジャレド・ダイアモンド』は様々な結果に対して方向性を決めたっぽい要素を並べて比較検討している。文明崩壊も気になるけど、日常に応用したいところだ。一家に一台、AIジャレド・ダイアモンドがほしい。
小説

『カクレカラクリ 森 博嗣』はなんか薄くて謎が対象年齢低めな感じ

『カクレカラクリ 森 博嗣』は「あれー、こんなに薄い話だっけ?」ってくらい薄い。淡い雰囲気の中淡い話がゆっくりと進んでいく。謎も対象年齢低めな気がする。僕の知っている森博嗣のとんがった謎解きに比べれば夏休みの指定図書に出てくるような感じ。