『家づくり七軒とことん奮戦記 愛川 欽也』は面白エピソード満載

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*「晴耕雨読その他いろいろ」(2017/1/6)投稿記事の修正転載です

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『家づくり七軒とことん奮戦記 愛川 欽也』は面白エピソード満載で編集が勿体無く思える(2017/1/6)

図書館に行くと小説コーナーの他、歴史っぽい本とか子育て本とかも見る。住宅関係も好きで中でも前々からこの本が気になっていた。で、今回満を持して手を出した、と。

愛川欽也と言えば有名な芸能人。7軒も家を建てられるだなんて羨ましい限りである。当然芸能人だからできたんでしょ、であり芸能人の家なわけだから事務所とか衣装ルームとか普通の家とは色々違う。

しかし最初の4軒はまあ普通の家でそもそも考え方自体は普通の家にとっても参考になる。何より実際に7軒建てた人間の言葉は重みがある、ような気がする。当然一つ一つのエピソードは面白い。これは上手くいった、失敗だったってのが机上の空論ではなく実際の話。

しかも建築家の第三者目線ではなく住んでみてこそのリアルさがある。加えて誰もが知ってる有名人なのでこの頃こんなことがあったのか、っていう裏話的楽しみもある。昔からの話なので時代を感じる面白さもある。

なので余計残念なのが構成というか編集というか。まず最初に建てた4軒について時系列で紹介される。その後感想というか教訓というかが色々出てくる。で、区切りが曖昧なまま残りの紹介。

愛川欽也の語り口調なのは良い。でもあまりにも口語的過ぎてたまに違和感がある。インタビューをそのまま、手を加えず文章に起こした、みたいな。

さらに同じ本の中なのに似たような話が多い。雑誌なんかの連載物で、あー、何か月か前に見たわー、ってのはわかる。でも同じ本読んでて5分前に見たわー、は珍しいのでは。

この本が書き下ろしなのかそれとも連載をまとめたものかは知らない。でも本にするにあたって多少の再編集は出来なかったのか、と思ってしまう。面倒くさいからいいや、ってことなのかも知れないがエピソードが面白く貴重な体験だけに勿体無く感じてしまう。

そこら辺が気にならない人は楽しめる。ちょっと変わった住宅本が好きな人、愛川欽也ファンにおススメ。

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