*「晴耕雨読その他いろいろ」(2022/7/15)投稿記事の修正転載です
「夜行 森見 登美彦」で夜が怖い(2022/7/15)
ストーリーが不思議怖い系話でテーマが夜。夜って怖いよね。それって人間が視覚に頼るからなのかな? あるいは夜は眠るものだから?
人間と夜の共通点
怖いといえば人間。この話でも特に一話目で人間の怖さがいい感じだった。人間の怖さと夜の怖さって共通点なくね? よく知ってるはずのものの知らない一面って意味で。どんなに単純な相手でも、どんなに長い付き合いの相手でも、他人のすべてを知ることはできなさそう。
知らない一面は時として面白く時として怖い。夜は人間にとって知らない一面だ。ある場所の昼間をよく知っていても、あるいはよく知っていればなおさら夜が怖い。ここまで考えて思ったんだけど、じゃあ、夜よく行っている場所に昼間おとずれたら怖いのだろうか?
ギャップに驚くかもだけどそんなことはなさそうだ。これはやっぱり人間が視覚大好きだから? 視覚の発達⇒昼間に行動⇒夜怖い? ……そこまで単純でもなさそうだな。いずれせよ、夜は知らない世界だから、ってのはありそう。
昔の闇はもっと濃かったらしい
昔の夜はリアルな意味で暗いし、わからないことは多いし。だから闇は濃かったんだと思う。知らない鳥が鳴いたら妖怪だし、自分の足音が反響して聞こえたら妖怪だし。本物の妖怪が混ざっていたとしても錯覚だって今より多そうだ。
今は全然平気! 灯りでガンガン照らして闇は追い払った! 科学技術が発達して人間様にわからないことなどない! ……と思ってるからこそ意味不明なことは怖い。わからないことだらけでいつも怯えていた昔の人より、現代人のほうが意味不明耐性弱そうだ。
現代だってまだまだ分からないことは多い。おそらく知っていることの方が少ないレベルじゃね? 昔々祟りだとか妖怪の仕業とか言われていた病気がウィルスのせいだとわかったみたいに、そのうち幽霊の存在が科学的に証明されることだってあるかも。
などと考えたんだけどどうも今回は妄想が広まらない。夜が対象だから漠然としてるの? でも面白い対象だからもっとしっかり発散させたい。お話的には怖くて面白い。面白いんだけど昔みたいな怪しい陽気さがあった方が好み。好き好きだろうけどね。夜が怖くなる小説でした。
↓ドタバタって面白いよね。ドリフとか大好きでした。

↓撤退戦は難しいのですよ。

↓恋愛のよく知ってるって思い込みも怖い。


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