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『あの日の桜吹雪よりも 高野 裕美子』はどうでもよくなった話

『あの日の桜吹雪よりも 高野 裕美子』は陰謀っぽい話なのに結構さっぱりしている。夢中になってたけどどうでも良くなった、ってのが出てきて、それが対照的で面白い。それはもう桜の花が散るようにあっさりと、今までの情熱はどこへやら、となる。
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『ジャクソンひとり 安藤 ホセ』にはオカマが出てこなくて残念

『ジャクソンひとり 安藤 ホセ』はストーリーが今風ゲイでテーマが強がりナイーブで主人公が今風ゲイ。僕が感じるオカマの面白味は手に入らないものに憧れるところ。新選組も隠れキリシタンも同じだし、なんなら人間がそう。ピエロっぽい悲しさがある。
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『ネバーランド 藤野 千夜』は分かっちゃいるけど止められない

『ネバーランド 藤野 千夜』はダメ男好きの人の略奪恋愛話。こんな内容なのに全然ドロドロしてないのが凄い。止めた方が良いよ、と頭では冷静に判断できていても、好きになってしまったらどうしようもない。分かっちゃいるけど止められない。
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『春、バーニーズで 吉田 修一』でオカマ成分充填|個人的最高傑作

『春、バーニーズで 吉田 修一』はストーリーがおしゃれ生活でテーマが過去あれこれで主人公が一昔前おしゃれ男子。強がるんだけど弱くて自分で弱さを知っている、でもしょうがない、みたいな。だからちょっと突っ張ってもすぐに引いちゃう。そこがいい。
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『ミリオンセラーガール 里見 蘭』華やかで爽やか、読んでて楽しい

『ミリオンセラーガール 里見 蘭』は華やかで爽やか、読んでて楽しい。主人公は元アパレル業界、という設定だがそのせいか服装の描写がやたら細かい。はっきり言って僕は服装を気にしないのでこの描写はほとんどわからない。でも読んでて楽しい。
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『死神ブログ 窪依 凛』物事の描写がないと小説っぽくなくて不思議

『死神ブログ 窪依 凛』の大きな特徴は全然物事の描写がない点だ。でも考えてみたらなぜ物事の描写がないと小説っぽく感じないのか。筋書だけだって面白ければ良い。ひょっとしたらその辺りを深く考え、新境地を開こうと挑戦している凄い人なのかも。
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『ユーチューバー 村上 龍』で神は細部に「こそ」宿るのかもと妄想

『ユーチューバー 村上 龍』はストーリーがユーチューブでテーマが些細な事、登場人物が有名小説家。僕も些細な事を覚えてたりする。大事な部分は覚えてないんだけど、そこだけ妙にくっきり、みたいな。そういうのが凄いリアルで共感できる。
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『夜はもう明けている 駒沢 敏器』色々考える人は面倒くさそう

『夜はもう明けている 駒沢 敏器』で色々考える人は面倒くさいだろうなぁと思った。難しい話が続く。ひょっとしたら凄い事を言っているのかも知れないが僕には理解できない。登場人物全員が深く考え過ぎじゃない?ってくらいマイナス方向に思考をめぐらす。
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『雨のなまえ 窪 美澄』は恋愛における勘違いとダメ人間の話

『雨のなまえ 窪 美澄』は一見分からないが普通の人の中に潜むダメ人間の話。なのでダメ人間のどうしようもない失敗談、誰が見てもこりゃダメだろ、というエピソードではなく、何となくしょうがないなぁ、という悲壮感ただよう短編集な気がする。
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『ガッツン! 伊集院 静』が深く考えずに書いたっぽくて良い感じ

『ガッツン! 伊集院 静』はストーリーが麻雀大学生物語。テーマが坂で、主人公が昭和男子。本の内容と同様にあんまり深く考えずに書いた感が良い。考えることと直感で動くことは両輪みたいなもん。直感がものをいう局面が二十台前半くらいなんだと思う。