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『暴走ボーソー大学 山之口 洋』は小説、アニメ、ゲーム混合な印象

『暴走ボーソー大学 山之口 洋』は変わった学生ばかりが所属するサークルがあり、それぞれ特技は独特、という個性派集団の話。小説とアニメ、ゲームが混ざった印象を受ける、設定的には王道っぽいのだが違和感というか斬新さのある面白い話だった。
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『就活ザムライの大誤算 安藤 祐介』で自分の役割のムズさを痛感

『就活ザムライの大誤算 安藤 祐介』はストーリーが就活物語でテーマが敵味方、主人公は変人。変人は毒にも薬にもなる。だからこそ扱いどころがムズイ。この本に出てくるおじさん的な人がたくさんいて、コンサルタントをしてくれたらとてもありがたい。
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『お師匠さま、整いました! 泉 ゆたか』はずるさとエロさが際立つ

『お師匠さま、整いました! 泉 ゆたか』はストーリーがちゃっかり算術物語でテーマが「ずる」、登場人物はちゃっかりお師匠様。目的がお金や出世のためなら嫌な奴だが、本能に根差した欲望のためだから憎めない。主人公のエロさすら大義名分のもとに健全。
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『下流少年サクタロウ 戸梶 圭太』最後は何だか妙に小説っぽかった

『下流少年サクタロウ 戸梶 圭太』はインターネットで面白話を読んでいる感じである。すくなくともこの小説はストレート過ぎる。等と書こうと読み進めていき、でも最後は何だか妙に小説っぽかった。何というか突き放した雰囲気がそう感じさせたのだと思う。
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『選んだ孤独は良い孤独 山内 マリコ』でみんな孤独だよねと思った

『選んだ孤独は良い孤独 山内 マリコ』はストーリーが今風あれこれ事情でテーマが孤独、主人公は孤独な人。ぶっちゃけみんな孤独じゃね? 割り切れたら気楽なんだろうけどそうもいかない。騙し騙し日常を過ごしてる、って点は誰だってそうなのかも。
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『帰宅部ボーイズ はらだ みずき』は身近な感じが魅力なのかも

『帰宅部ボーイズ はらだ みずき』は年頃の息子が問題を抱えていて、それをみて父親が自分の子供の頃を思い出す話。平凡な環境、逆に言えば身近な感じが魅力なのかも。昔を思い出した父親に成長がある、息子の問題が改善に向かう、ってのが王道な気がする。
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『ぼくは勉強ができない 山田 詠美』は考える機会を与えてくれる

『ぼくは勉強ができない 山田 詠美』の主人公やその周辺の人間の意見に対しては賛否両論だろう。ただ同意するよりも自分で考える機会を与えてくれることに価値がある。そういう意味では高校生ではなく大人に読んでほしい、というあとがきは納得である。
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『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない 伊集院 静』

『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない 伊集院 静』はストーリーがボンボンの甘え物語でテーマが愚者、キャラクターは持てる者。こりゃ凄いよ。伊集院静の何が良いのかさっぱりわからなかったが途中で気付けば、こりゃスゲーってなる。納得。
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『哀愁の町に霧が降るのだ 椎名 誠』は凄まじいエネルギーを持つ本

『哀愁の町に霧が降るのだ 椎名 誠』は僕が漠然と抱いてた小説に対するイメージを粉々に打ち砕く、凄まじいエネルギーを持つ本だった。ただただ軽薄な文章に笑い、共同生活の面白さに憧れ、たまにある感動話にいいな、と思う、そんな本だ。
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『C級フルーツパフェ 吉川 トリコ』は当たり前話が並ぶ当たり前本

『C級フルーツパフェ 吉川 トリコ』は当たり前の話が並ぶ。誰だって当たり前に疑問を持ったことはあるだろう。基本恋愛中心だが兄弟の当たり前もある、大人の当たり前もある。テーマを見付ければ大変面白い、ということを実感させてくれた良い本だ。