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『夜はもう明けている 駒沢 敏器』色々考える人は面倒くさそう

『夜はもう明けている 駒沢 敏器』で色々考える人は面倒くさいだろうなぁと思った。難しい話が続く。ひょっとしたら凄い事を言っているのかも知れないが僕には理解できない。登場人物全員が深く考え過ぎじゃない?ってくらいマイナス方向に思考をめぐらす。
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『雨のなまえ 窪 美澄』は恋愛における勘違いとダメ人間の話

『雨のなまえ 窪 美澄』は一見分からないが普通の人の中に潜むダメ人間の話。なのでダメ人間のどうしようもない失敗談、誰が見てもこりゃダメだろ、というエピソードではなく、何となくしょうがないなぁ、という悲壮感ただよう短編集な気がする。
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『ガッツン! 伊集院 静』が深く考えずに書いたっぽくて良い感じ

『ガッツン! 伊集院 静』はストーリーが麻雀大学生物語。テーマが坂で、主人公が昭和男子。本の内容と同様にあんまり深く考えずに書いた感が良い。考えることと直感で動くことは両輪みたいなもん。直感がものをいう局面が二十台前半くらいなんだと思う。
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『スーツケースの半分は 近藤 史恵』衝動的と言うよりむしろ発作的

『スーツケースの半分は 近藤 史恵』はストーリーが女子旅あれこれでテーマが発作、主人公は女子。ゆるふわスイーツ(笑)女子旅、の雰囲気をまとったオオカミ。衝動をテーマにした短編集であって旅方向から対象を見ている。衝動というよりはむしろ発作的。
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『活断層 堺屋 太一』は小説だと思うとちょっとアレッ?となる

『活断層 堺屋 太一』は実話をもとにしているという事なので小説だと思うとちょっとアレッ?となる。結局敵が正体を現した時には問題はうやむやになる。小説なら敵が正体を現す⇒対決⇒勝利、となるが現実をもとにしているのでこの辺りが異なる。
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『商店街のジャンクション 村木 美涼』で勝てば官軍を再認識

『商店街のジャンクション 村木 美涼』はストーリーがチャッキーでテーマが選択、主人公は迷ってる人たち。通例を決めておいた方が便利だし、こだわりは誰にでもある。ここまでは良いけど呪縛的になると厄介だよね。問題は何が正解かわからないことだ。
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『沈没ホテルとカオスすぎる仲間たち 七尾 与史』は欲張り小説

『沈没ホテルとカオスすぎる仲間たち 七尾 与史』は何ともアクの強い話だけど、推理小説としてもしっかり楽しめる。この本は久しぶりにしっかり考えながら読んでしまった。怪しげな雰囲気とちゃんとした推理小説と2つを一時に味わえる欲張りな小説だ。
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『やせる石鹸 歌川 たいじ』で新たな能力に目覚めたっぽい

『やせる石鹸 歌川 たいじ』はストーリーが巨デブ下克上でテーマが希求、主人公は巨デブ。地の文がオネエ言葉という驚異の作品。オカマの何が魅力ってなれないものになろうとするところ、無理なものに憧れるところじゃね? どうやらデブも同じらしい。
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『達人山を下る 室住 光』ほど予想通り事が進む小説も珍しい

『達人山を下る 室住 光』ほど予想通り事が進む小説も珍しい。しかしこの本の面白いところは最後の方との対比にある。最後の方は超現実的、まあ世の中そんなもんだよね、しょうがないよね、という大人的なあきらめの雰囲気が漂う。
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『デパートへ行こう! 真保 裕一』は大皿料理を少しずつ食べる感じ

『デパートへ行こう! 真保 裕一』は大皿の上に色々な料理がチョコチョコ乗っかっていてそれを少しずつ食べる感じ。様々な問題を抱えた登場人物がそれぞれの理由で偶然一カ所に集まり、色々あって各自の問題が解決する、というパターン。