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『きまぐれロボット 星 新一』やっぱり面白いのだが少々物足りない

『きまぐれロボット 星 新一』は面白いは面白いのだが久しぶりに読むと結構物足りない印象が……。この本では登場人物がどう思ったー、みたいなのは全然表現されず超ドライ。僕にとってこの本は一周回って斬新、の前の半周状態なのかも。
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『太陽はひとりぼっち 鈴木 るりか』が猛スピードであたしンち

『太陽はひとりぼっち 鈴木 るりか』はストーリーが「ドキッ! 変人だらけのひとりぼっち大会 ホロリもあるよ」で、テーマが太陽。キャラクターが猛スピードであたしンち。大いに面白がらせた後、ガードが下がった読者を人情噺で打ちのめす必勝パターン。
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『猛スピードで母は 長嶋 有』は制御不能などうしようもない話

『猛スピードで母は 長嶋 有』はストーリーが猛烈女性物語でテーマはどうしようもない話子供編。世の中にはどうしようもない事が多い。相手としては運命ってのが一番格好良い。時代も捨てがたい。あとは社会とか権力とか色々。子供の場合ここに親が加わる。
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『出版禁止 長江 俊和』は迫力ありすぎ叙述トリックが蛇足に思える

『出版禁止 長江 俊和』は何の予備知識もなく読んだ僕には物凄く面白かった。というか迫力が凄い。実話だとは思わないがモデルはあるに違いない、という迫力なのだ。ルポルタージュだと思うとそうなるまでの経過がリアルで恐ろしい。
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『あなたのご希望の条件は 瀧羽 麻子』で所詮僕らは傍観者と痛感

『あなたのご希望の条件は 瀧羽 麻子』はストーリーが転職アレコレ物語でテーマが傍観者。キャラクターはわりと流されやすい人。所詮僕らは傍観者だよねってつくづく思いました。では傍観者としてどうかかわれば良いか。それはもう個人の自由だ。
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『嫁の遺言 加藤 元』は見栄と後悔てんこ盛りで人間臭く面白い

『嫁の遺言 加藤 元』の登場人物達は後悔しながらもある程度達観しているように思える。あー、あれはバカだったけどしょうがないよね、みたいな。で、ただ落ち込むのではなく、まあ色々あるけどやれることやろうか、とも。そっちの方が味があって良くね?
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『ひとがた流し 北村 薫』は落ち着いていて安定しててキレイ

『ひとがた流し 北村 薫』含め北村薫の小説は女性同士の会話が特徴的だと思っている。印象に残る詩的な言葉遣いでともかく丁寧に優しい描写が続く。かと思うと突然ぶっきらぼうな所があり逆にそれがたくさんの言葉で言い表されるよりも雄弁だったりする。
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『第26回「伊豆文学賞」優秀作品集』は賞としてのズレのなさが凄い

『第26回「伊豆文学賞」優秀作品集』はストーリーが人生いろいろで、テーマがズレ。キャラクターもいろいろ。文学賞としてのズレなさが凄い。伊豆文学賞が目指しているだろう静岡の魅力発信と、応募する側が目指す喜びの方向性は完全に一致している。
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『気障でけっこうです 小嶋 陽太郎』が苦い苦いあのワイン

『気障でけっこうです 小嶋 陽太郎』はストーリーが気障でけっこうです、でテーマが成長。キャラクターは変な女子高生。やっぱり成長ものは面白い。派手な成長は返って現実感がなくなって興ざめ。このくらいの、あ、ちょっと髪切った? くらいがいい。
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『キッド・ピストルズの最低の帰還 山口雅也』あまりぶっ飛んでない

『キッド・ピストルズの最低の帰還 山口雅也』は思ったほどぶっ飛んでない。超科学的な設定が出てきたりついには超能力まで登場する。推理小説でこの2つが出てくるのは確かにぶっ飛んでるかもしれないが僕が当初期待していた方向とは違う。斜め上である。