小説

小説

『世界地図の下書き 朝井 リョウ』で良いガチャを回そうと思った

『世界地図の下書き 朝井 リョウ』はストーリーが養護施設物語でテーマがガチャ。僕らは調べて努力して、ちょっとでも良い結果に近づくように頭をひねって考えるわけだ。自分的には良いガチャを選びたい。親的には良いガチャを準備したい。
小説

『悪采師 平茂 寛』でまたしても良い塩ラーメンに出会った気持ち

『悪采師 平茂 寛』は江戸時代のサイコロ賭博の話。まず設定が面白い。主人公はイカサマサイコロを作る職人。研究熱心であり腕は抜群。当然賭場の場面が多く、そこが重要なシーンだったりする。特に人情話の要素はかなり驚きの展開で面白い。
小説

『特急「北斗1号」殺人事件 西村 京太郎』時刻表記に凄味を感じる

『特急「北斗1号」殺人事件 西村 京太郎』はストーリーが鉄道ミステリでテーマが非日常/日常。主人公が十津川警部。時刻表記の細かさが旅情を醸し出してて良い雰囲気です。さらに非日常的な展開が繰り広げられ話の続きが気になってしょうがない。
小説

『東京ディール協奏曲 塩野 誠』昔の知り合いに対して思う事が全て

『東京ディール協奏曲 塩野 誠』は実業家が薦められて書いた小説っぽい。なので話は面白くても小説っぽくない点が多々あり違和感を持ってしまうのだ。その辺りのアレ?を無視して読めますよ、結構おおらかな人間ですよ、って人は楽しめる。
小説

『みだれ髪 与謝野 晶子』で短歌に興味出てきた|気分はわかる

『みだれ髪 与謝野 晶子』で一番好きなのは「その子二十歳」ですよ。いきなり衝撃的なスタイルに続き、おごりの春、だからね。昔の言葉過ぎてわからないことが多い中で魅力的な表現がたくさんある。こよいあう人みなうつくしき、そんな感覚昔あったかも。
小説

『ひざまずいて足をお舐め 山田 詠美』は境界線探す地図作りのお話

『ひざまずいて足をお舐め 山田 詠美』はストーリーが怪しい世界話でテーマが地図作り。主人公は文学的女王様。境界線を探すことは、自分を知ることにもつながる気がする。そうすれば同じ物事を見てもオリジナリティーを得ることが出来る。
小説

『グランドマンション 折原 一』は読者を騙す手法の集合住宅

『グランドマンション 折原 一』は読者向け罠がたくさん並べられた集合住宅みたいな話である。それぞれの部屋には様々な罠が読者に挑戦するべく手ぐすね引いて待っているのだ。短編が集まった推理小説はたくさんあるだろうがその点では珍しいタイプでは。
小説

『蜃気楼の彼方に 井上 香織』は見方を変えればシュールで文学的

『蜃気楼の彼方に 井上 香織』は少女漫画的に頑張り屋の主人公が運命に翻弄され、かわいそう‥、と読むか。ふざけんなこの女、周り中に迷惑かけまくりじゃねーか、と読むか。敢えてそれをガン無視して考えてみるともの凄くシュールで人間っぽい。
小説

『カクレカラクリ 森 博嗣』はなんか薄くて謎が対象年齢低めな感じ

『カクレカラクリ 森 博嗣』は「あれー、こんなに薄い話だっけ?」ってくらい薄い。淡い雰囲気の中淡い話がゆっくりと進んでいく。謎も対象年齢低めな気がする。僕の知っている森博嗣のとんがった謎解きに比べれば夏休みの指定図書に出てくるような感じ。
小説

『私以外みんな不潔 能町 みね子』で文学ってムズイなぁって思った

『私以外みんな不潔 能町 みね子』はストーリーが繊細幼稚園児物語でテーマが個性。主人公は繊細幼稚園児。どういう人がカミングアウトに至って、どういう人が隠し続けるか気になる。どっちが幸せかなんて絶対ないだろうけど、子供が悩んでたら助言したい。