*「晴耕雨読その他いろいろ」(2017/12/27)投稿記事の修正転載です
「植物図鑑 有川 浩」はスイーツ成分と貧乏成分タップリでバリウマだゾ!(2017/12/27)
ストーリーがイチャラブでテーマが野草食。女性団体に怒られるのでは、と心配になるほど都合の良い話。よく少年漫画でさえない主人公の下に突然可愛い女の子が現れて一緒に住むことになっちゃった! 的なラブコメがあるがそれの男女逆バージョン。
等と文句を書こうと思ったのだが僕の目がおかしかった。粉うことなき名著。野草食が素晴らしい。確かに少年漫画的ラブコメ要素はあり著者もそれを意識している。
しかし著者が書いていた炭鉱の男の子の前に空から女の子が降って来た⇒ドキドキ大冒険って言うよりはやはり少年漫画の方がしっくりくる。冒険してないからだろう。
その手の漫画では毎週手を変え品を変えお色気シーンがあったりするが、この小説では毎回キュンキュンシーンが出てくる。それも男女両方向けにだ。まあオッサンと言えどもたまにはそういう成分を補給したい。確かに主人公の仕草は数々の定番を抑え可愛らしい。
しかしそれがあまりにもあからさまだしそもそも美男美女の話なのだ。*ただしイケメンに限る、だと思うと文句も言いたくなる。が、そう思った頃にこの小説のテーマが明らかになる。お待たせしました! 貧乏人大好き野草食です!
その昔仙台に住んでいたころにはフキノトウを取って天ぷらやらフキ味噌やらを楽しんだ。タラの芽もたまに食べられた。妻の実家では馬鹿でかいタラの芽を始めウドやらミズやら取って食べた。ホントは全然関係ないが自慢のため画像を貼る。


この後しばらくは林を見るたびにタラの木を探してしまい大変だった。そんな僕にとって野草食は興味津々テーマである。だから他の事なんか気にならない。この本は名著である。
キュンキュンなスイーツ成分と野草食の貧乏成分とを両方楽しめる本は中々ない。この取り合わせを選んだ時点で著者のアイディア勝ちだ。
そもそもスイーツと相性の良い貧乏があまりない。例えば同じ貧乏テクで一杯の牛丼を2度楽しむ方法を披露したらどうだろう? うどん屋に行って天茶を食べたら? きっとスイーツ的にはドン引きだろう。なので両者を違和感なく楽しめる野草食を持ってきているこの本は着眼点が素晴らしい。
以下閲覧注意。甘々な話が好きでこの本もその内読む可能性がある人は気を付けてください。少年漫画ラブコメ以外にこの本には別の漫画的要素がある。ズバリ、クッキングパパだ。
美男美女で少々鼻につく二人も主任と虹子さんだと思えばアーラ不思議。途端に微笑ましい雰囲気になる。逆に今度はアゴが気になるが。僕のこの発言に対して、え? 主任と夢子さんじゃないの? と言った知り合いがいるがそれは流石にまずいだろう。
ともかく珍しい取り合わせを違和感なく同時に楽しめるレアな話。スイーツにも貧乏人もおススメです。
↓説明しない、ってのが重要っぽい。

↓努力に必要なエネルギーは人それぞれっぽい。

↓日本の現在を見てる感じで悲しい。


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