『武士道セブンティーン 誉田 哲也 』で競技化って難しいと思った

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*「晴耕雨読その他いろいろ」(2017/10/31)投稿記事の修正転載です

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「武士道セブンティーン 誉田 哲也 」で競技化って難しいよね、って思った(2017/10/31)

ストーリーが爽やか青春部活モノでテーマが武士道。高校3年間だけとはいえ剣道やってた身としては楽しく読ませていただきました。その昔、初心者の僕に先輩が入門書を貸してくれた。用語やら道具の解説から基本的なことが書かれた本当に初心者用の本だった。その中の心構えに関する話を憶えている。

剣道は特別なスポーツであり他のスポーツのような浮ついたものとは違う、という考え方があるが間違ってるから相手にするな、という内容。今時こんな考えの人いるか?と思ったが大会に行ったとき偉い人が本当に言っててビックリした。

別に選民意識を持つことが必ずしも悪い事とは思わない。自分は特別だと思い頑張ることは勝手だしそれで良い方向に進めれば万々歳だ。でも大抵アホな選民意識は他を見下す事とセットだったりする。自分が特別なら他人も特別じゃね?

どんなスポーツでも趣味でも仕事でもある程度まで進んだ人間は大抵どこか立派だったりする。

これ以上進むには人間的にもキチンとしなければ、と意識したか、打ち込んでいたらいつの間にか人間が出来てきました、と意図せずにか、どちらにしろそれを通して人間的にも成長する、ってのが〇〇道では。当然それはどんな分野でも有り得るんじゃね?

人間的に立派、って場合以外にも何か知らないがスゴ味がある、とか一本筋が通っている、とかそんな感じ。この本を読んで競技化って大変だなぁ、と思った。でもって大変さの結構大きな理由は剣道は特別、他とは違う、という軽い見下し感があるような気がする。

ほとんどの人にはそんな考えないだろうが年を取った偉い人ほどそう思っている人が増えるのでは。別に悪い人ではないのだが、ちょっと‥、そんな人が競技化を妨げてるんじゃね? 柔道も同じような境遇だろうが、柔道は昔の人が上手に競技化したため発展した、という話を聞いたことがある。

剣道はどうなるのだろうか。昔々の経験者としては多少気になる。余計な事を考えなくてもこの本は十分面白いです。交互に別々の話が進む系は苦手なのだがそれが対照的なので興味深く読めた。爽やか青春モノと剣道経験者におススメ。

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