『イギリス式 年収200万円でゆたかに暮らす 井形 慶子』

banner-02book-00novel 小説

*「晴耕雨読その他いろいろ」2016/8/30投稿記事の修正転載です

広告

イギリス式 年収200万円でゆたかに暮らす 井形 慶子(2016/8/30)

・典型的なジャーナリストのノウハウ本
暮らし方の実例は多いが応用への具体性は乏しい
・イギリス⇒日本への応用こそ腕の見せ所では

この手のノウハウ本は2種類あると思っている。一つは学者が書いた本。その分野を研究していて結果として書いた本なわけだから具体的でデータに溢れている。

もう一つはルポライターやジャーナリストが書いた本。その分野が好きで好きでたまらなくて色々考えているうちに出来上がった本だから実際の話と愛に溢れている。

で、中には感情的な学者だったり冷静なジャーナリストがいたりするわけだが大体そんな感じだと思っている。ちなみにルポライターは情報を伝えるだけでジャーナリストは意見が入るとか。今回調べて初めて知った。この本は典型的なジャーナリスト本である。

なので具体例がたくさん紹介されており、知り合いのイギリス人はー、的なのが多くイギリスに対する愛が溢れている。でも考えてみたら好きでいろいろ紹介していたらその内主張も出てくるだろうからルポライター⇒ジャーナリストってのは自然な流れなのだろう。

しかし具体例が多いわりに具体的ではないのだ。もしも本のタイトルがイギリス式気楽に過ごして人生豊かに、とかならわかるが、年収200万円で、って具体例がない。あー、こういう考え方もあるのかー、とは思うがタイトルに惹かれて読んだ人にはコレジャナイ感が凄いだろう。

おそらく学者なら計算例が紹介されていたはずだ。それにはまず前提条件が必要で夫、妻、中学生と小学生の子供でー、とか。もちろんこの本によく出てくるリタイヤシングルでローン払い終わった持ち家有り、とかは面白味に欠けるので無し。

日本とイギリスの制度とか習慣とかの違いで単純な置き換えは難しいだろうがそここそが腕の見せ所だろう。事実の紹介⇒自分の主張、ときたからには次は応用に進んで欲しい。

読者としては200万円でどうやってゆたかに?という疑問を持ってこのタイトルに惹かれたのだから実はイギリスにはしっかりした習慣があって可能、日本にはそれがありませーん、となれば落胆が大きい。べっ、別に僕がそうだったからじゃないんだからねっ!

見習うべきは気の持ちようであり身軽に過ごせばよい、ってのはわかった。では、それをどう具体的に日本での生活に応用するか。で、200万円って数字をあげているからにはどう実現するのか。

学者がただ数字を並べるだけは得られない魅力と愛があるのは理解できるのでもうちょっと理論というか具体性があればさらに良い本になるのでは。イギリス式生活の具体例とか気の持ちようとかの啓蒙書としては面白い本。

 お読みくださりありがとうございます
↓応援クリックいただけると励みになります

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村
晴耕雨読その他もろもろ - にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング
人気ブログランキングでフォロー

↓複線思考ってのは魅力的だけどムズそう。

↓計算高く行くか、好きを貫くか。二兎を追いたいところ。

↓フリーライダー、ドライバーにならないよう能動的でありたいがムズい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました