『私以外みんな不潔 能町 みね子』で文学ってムズイなぁって思った

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2023/10/20投稿記事の修正転載です

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「私以外みんな不潔 能町 みね子」で文学ってムズイなぁって思った(2023/10/20)

ストーリーが繊細幼稚園児物語でテーマが個性。主人公は繊細幼稚園児。あっという間に読み終わったのでマインドマップなしですよ。

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読み方それぞれ

読み始めて思った。途中で投げ出すことも必要じゃね? 基本僕は読み始めたら最後まで読む。最近で諦めたのは十年くらい前の資本論。一冊読んで挫折。なんだけど脳トレ的にはいつもと違うことも重要。たまには途中で放り投げてみようかなー、とか考えてた。

そう思ったのは方向性が見えなくて読むのがツラかったからっぽい。積み木の遊びは面白そうだし覚えがあるから共感できる。ところどころ面白い表現があり好感が持てる。なんだけど、ずっとこの調子はキツイなーって思い、投げ出そうかと迷った。

その直後、俄然興味が出てきたのはどうやら私小説っぽいとわかってきたからだ。最後のページ、奥付の上を読み著者がどんな人間か知っていたのでそれで読む気が湧いてきた。個性的な人生を送っている著者はどんな幼稚園時代を過ごしてたの? そこが気になって最後まで読みました。

……こういう読み方ってどうなんだろうね。小説単体ではキツイけど作者とセットだと興味が出てくる。邪道な気がしないでもないけど私小説ってそんなもんなのかもね。それとも文学全体がそもそもそんなもん? 常に新しい形を求めるならそれくらいの合わせ技はアリかも。

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働きアリ的な

物事が気になるかどうかは働きアリ的なもんだと思っている。より大きな懸案事項があればそれ以外が隠れる。懸案事項がなくなればそれ以外が目に付く。以前は気にならなかったことが懸案事項になるのだから、いつまでたっても問題がなくならない。

問題の深刻さを決めるのは本人の繊細さなんだと思う。どの程度の段階で折り合いを付けられるかは人それぞれ。それこそ個性だよね。著者が気にし過ぎというつもりはないけど、そんなもんだと思ってる。ロケット弾が飛んでくるような場所に住んでたら、繊細でいられないだろうし。

トイレでおしっこする時にパンツを全部下ろす幼稚園児はそれほど珍しくないと思う。気になるならやめれば良くね? 尿道下裂とかならしょうがないけど。

怖ろしいのは本人が気にしない状態。そのまま大きくなるとヤバいよ。我が家の長男は中二だけど、まったく気にしないよ。そろそろ気にしてほしいよ。外出先でも気にしないから我が息子ながらビックリするよ。

気になるのは、どういう人がカミングアウトに至って、どういう人が隠し続けるか。前者はズレを許容できない人、後者は許容できる人? どっちが幸せかなんて絶対にないだろうけど、子供が悩んでたら助言したい。

性的なこと限定ではなく、我慢する/しない、のガイドラインとして知りたい。あ、もちろん自分自身もですよ。などと、今日も本の内容とあんまり関係ないことを考えた。……今日は関係あるほう? いろいろと気づきを与えてくれた貴重な本でした。

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