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ノンフィクション

「銃・病原菌・鉄 ジャレド・ダイヤモンド」の最低で有用な活用法

「銃・病原菌・鉄 ジャレド・ダイヤモンド」は、世界には強い国と弱い国があるがその差が発生したのはなぜ? という話。面白い、知識になる、何となく自分が賢くなった気になれる、といった長所に加え、夜寝る前に読むと良い。あっという間に眠くなります。
小説

「オルゴォル 朱川 湊人」で小学生も大変だねって思った(他人事)

「オルゴォル 朱川 湊人」で小学生も大変だねって思った話です。昔なら真面目は真面目で、アホはアホで容認されたが、最近は平均から外れるとダメっぽい。しっかりした主張を持ちながら、周りに合わせる柔軟性もなければならない。ハードル高過ぎじゃね?
買い物

安物買いの銭失い|安さに惹かれて結局高くつく貧乏人の悲しいサガ

貧乏人にとっては非常になじみのある言葉「安物買いの銭失い」実例です。買ってきて1ヶ月で上着が2か所破れた(縫い目のほつれ)パジャマ、購入後1年後に内側生地がボロボロになり防水性ゼロ&肩ひもほつれという致命傷が発生したリュックサック……。
小説

「螢・納屋を焼く・その他の短編 村上 春樹」は不在と同時存在の話

「螢・納屋を焼く・その他の短編 村上 春樹」は相変わらずキャラクター、ストーリー、テーマ全て魅力的。テーマはポケットの中なもんで見せてはくれないけど、有っても無くてもファンにはどっちでも良い。あれこれ妄想するのが楽しいし、それこそ同時存在?
小説

「オブ・ザ・ベースボール 円城 塔」はモノボケみたい|解釈は自由

「オブ・ザ・ベースボール 円城 塔」はモノボケみたい、っていう失礼な話。こんな変なことを考えたのは二つ目の話のせい。意味深にモノを並べてコレとコレとコレを使ってこういう風に解釈するのが正解、ではなく、ランダムに並べた実験に思えるのですよ。
実用書

「アドラー心理学入門 岸見 一郎」でスロースタート|入門しにくい

「アドラー心理学入門 岸見 一郎」は門をくぐりにくい入門書。「嫌われる勇気」の方がとっつきやすくて入門っぽい。総論で興味を持った人も含め、続く二章で離れた人もいるのでは。ここを越えると興味深さが加速し、続きを読みたくなる感じに変化します。
実用書

「頭がよくなる本 トニー・ブザン」が狗頭羊肉|元祖マインドマップ

「頭がよくなる本 トニー・ブザン」はマインドマップの元祖。思考は放射的だから真っすぐな言葉では表しにくい、放射的なマインドマップで表そう、ってことみたい。昔に比べて紙は手に入りやすくイラスト挿入も容易。思考整理により適した方法を試したい。
小説

「はじめての文学 村上 春樹」に魅力的個性を見た|冷たく熱い覚悟

「はじめての文学 村上 春樹」を読んで、つくづく魅力的な個性に衝撃、って話。村上春樹の文章的個性、雰囲気的個性の源は『大変だけどしょうがないか』的な冷めてるようで熱い覚悟じゃね? 端的にあらわせば『やれやれ』だ。僕も個性的でありたい。
エッセイ

「職業としての小説家 村上 春樹」で新しい勘違いゲット

「職業としての小説家 村上 春樹」を読んで「説明しない」に注目。知ったこと、考えたことはついつい説明したくなるけど、あえて説明しない人間を目指したい。考えがあって黙っているのか、何も考えていないのか。わかる人にはわかる、……それも勘違い?
ノンフィクション

「オカマの日本史 山口 志穂」のDNネットワークがワイルド&タフ

「オカマの日本史 山口 志穂」を読んで自分の認識が甘かったことを痛感。オカマの葛藤が魅力的だと思ってたけど、それはここ最近、明治以降のことらしい。昔はとんでもなくワイルド&タフ。オープンにDNネットワークを形成してたらしいですよ。