『バスジャック  三崎 亜記』世の中わけ分からない事だらけだよね

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*「晴耕雨読その他いろいろ」(2017/10/19)投稿記事の修正転載です

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「バスジャック  三崎 亜記」で世の中わけ分からない事だらけだよね、って思う(2017/10/19)

ストーリーがわけ分からないで、テーマはわけ分からない中の確かなモノ。途中で書いてあったので確実かと。好みが別れるだろうと思う。わけ分からない話なのでそこが気になってしょうがない人にはまったく受け入れられないと思う。

しかしここまで極端ではないにしろ世の中そんなものなのかもしれない。今僕の目の前にはパソコンがあるがパソコンの全てを理解して使っている人なんて世の中には全然いないだろう。

中身はまったくのブラックボックス。でも入力と出力が何となく分かるから、便利だから使ってますよ、みたいな。身の回りはそんなものだらけだ。

子供の頃は本当に分からないことだらけだ。そんな中で周りの大人の行動を見て、あー、こういう物なんだと理解していく。中身は分からなくてもともかく使えるようには、無難にこなせるようにはなる。なのでたまにおかしなことが起こる。

息子は昔ヨドバシカメラの事をみんなのヨドバシ カ メ ラ、とCMのように節をつけて呼んでいた。会話の中でもそうだったのだ。あれはひょっとしたら発音だけでなく音程と節をつけないとヨドバシカメラを表す事ができない、と勘違いしていたのではないだろうか。……考え過ぎか。

そんな調子で何となくこうだ、と思っていたけど実際には違った、って物が結構あったりする。日本が外国から電力技術を教えてもらった時のブラックボックスの話があるが、あんな感じで全てを理解する必要は必ずしもない。

これはしっかり理解しておきたい、こっちは使えれば良いや的な切り分けこそ大事じゃないだろうか。この話はかなり極端だがそんな状況にならないとも限らない。ある日突然そんな技術が一般的になったりそんな病気が蔓延するかもしれない。

今一般的な通信技術だって昔から見ればわけ分かんないだろうし。実際起こるわけ分かんないの最たるものは子供にとっての親の離婚だろうか。ある日突然環境が変わって説明もロクにされなかったりするし説明されても理解できなかったりする。

そんなわけ分かんない状況にあって何か確かなモノを見付けようとする、ってのがこの話。好みが別れるだろうが超面白かった。マジおススメ。

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