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『グレート・ギャッツビー F.スコット フィッツジェラルド』

『グレート・ギャッツビー F.スコット フィッツジェラルド』はストーリーが成金物語でテーマが子供、キャラクターはギャッツビー。大人になる過程で美点を残してダメポイントを改善し大人の良い所をゲットするのが理想。子供でいるには意志の強さが必要。
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『感染列島 パンデミック・イブ 吉村 達也』で狐につままれたかも

『感染列島 パンデミック・イブ 吉村 達也』は何かが起こりそうで、あまり起こらない。例えるなら起承承承承承承承承‥、と続く。考えようによってはパンデミック、でも人類は勝った、愛し合う主人公とヒロイン、The END、よりはずっと怖い。
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『ずずず 草間 かずえ』が不思議の国のアリスみたい|なぜ増えた?

『ずずず 草間 かずえ』はストーリーが青春恋愛&精神疾患、テーマが双極性、キャラクターは双極な人。精神パートは不思議の国のアリス的な非現実空間で興味深い。病院が常夏パラダイスって納得。普通に毎日過ごせるのはありがたいことだと思える。
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『ベーシーの客 村松友視』はアクの強い店に興味がある人用の話

『ベーシーの客 村松友視』の排他的な雰囲気はジャズなの?ジャズの精神に沿っているの?と疑問に思う。無個性なチェーン店ばかりではつまらない。なのでこういう独特な存在は好きだ。ジャズが好きな人、こんなアクの強い店に興味がある人は読んでみては。
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『空中都市 小手鞠 るい』は毒がなく、キレイキレイなのだ

『空中都市 小手鞠 るい』はオシャレ感漂う話。娘世代、母親世代の理想を詰め込んだような世界で、どうもリアリティがない。モデルルームのような感じ? モデルルームはきれいだけど生活感が感じられず、なーんか現実味がない、みたいな。
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『限界集落株式会社 黒野 伸一』は人間ドラマに重点が置かれている

『限界集落株式会社 黒野 伸一』は予定調和的な作品。しばらく読むと話が見える、という事は多々あるが、かなり早い段階でそうなり、しかもブレない。その過程に意外な工夫があったり、紆余曲折あったりするものだと思うが、比較的すんなり進んでいく。
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『街とその不確かな壁 上 村上 春樹』はビールを持たない巡礼の年

『街とその不確かな壁 上 村上 春樹』はストーリーが「ビールを持たない村上春樹とその巡礼の年」で、テーマが同時存在、キャラクターが歳を取った村上春樹。主人公と村上春樹と読者とで巡礼するから、アイドルの聖地巡礼バスツアーみたいで憎い。
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『一人称単数 村上 春樹』で今日もとりとめなく色々考えた

『一人称単数 村上 春樹』はストーリーが色々喪失物語でテーマが喪失と達観、主人公は歳を取った村上春樹。テーマとして喪失と達観を扱い、昔とは違った雰囲気を漂わせる。まあ歳を取ったし、ある程度しょうがないよね、と読者が思えばテーマに共感する。
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『ダンス・ダンス・ダンス 村上 春樹』でダンスって難しいと思った

『ダンス・ダンス・ダンス 村上 春樹』はストーリーがやれやれでテーマがダンス。主人公は僕。どっちか片方だとムズくて割合が難しいんだと思う。心の震えに合わせて思いっきり好きなように踊る分野と、多少自分を偽ってでも上手く踊るべき分野がありそう。
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『風の歌を聴け 村上 春樹』で風の歌ってだいたい聴かないと思った

『風の歌を聴け 村上 春樹』はストーリーが外国っぽい昔でテーマが風の歌。本当のところ、この小説でも風の歌は流れているんだと思う。でもなぜか聴こえない。だから僕は風の歌を聴けと言いつつ、自らもまた風の歌を多少は聴こえるようになりたいと願う。