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小説

『限界集落株式会社 黒野 伸一』は人間ドラマに重点が置かれている

『限界集落株式会社 黒野 伸一』は予定調和的な作品。しばらく読むと話が見える、という事は多々あるが、かなり早い段階でそうなり、しかもブレない。その過程に意外な工夫があったり、紆余曲折あったりするものだと思うが、比較的すんなり進んでいく。
小説

『街とその不確かな壁 上 村上 春樹』はビールを持たない巡礼の年

『街とその不確かな壁 上 村上 春樹』はストーリーが「ビールを持たない村上春樹とその巡礼の年」で、テーマが同時存在、キャラクターが歳を取った村上春樹。主人公と村上春樹と読者とで巡礼するから、アイドルの聖地巡礼バスツアーみたいで憎い。
小説

『一人称単数 村上 春樹』で今日もとりとめなく色々考えた

『一人称単数 村上 春樹』はストーリーが色々喪失物語でテーマが喪失と達観、主人公は歳を取った村上春樹。テーマとして喪失と達観を扱い、昔とは違った雰囲気を漂わせる。まあ歳を取ったし、ある程度しょうがないよね、と読者が思えばテーマに共感する。
エッセイ

『ラオスにいったい何があるというんですか? 村上 春樹』

『ラオスにいったい何があるというんですか? 村上 春樹』はタイトルの通り、何があるかは行くまでわからない。わからない、あるいはわかったつもりになってたけど思ったよりも、が刺激になる。複合情報、特に触覚、嗅覚、味覚に刺激を感じるんじゃね?
小説

『ダンス・ダンス・ダンス 村上 春樹』でダンスって難しいと思った

『ダンス・ダンス・ダンス 村上 春樹』はストーリーがやれやれでテーマがダンス。主人公は僕。どっちか片方だとムズくて割合が難しいんだと思う。心の震えに合わせて思いっきり好きなように踊る分野と、多少自分を偽ってでも上手く踊るべき分野がありそう。
小説

『風の歌を聴け 村上 春樹』で風の歌ってだいたい聴かないと思った

『風の歌を聴け 村上 春樹』はストーリーが外国っぽい昔でテーマが風の歌。本当のところ、この小説でも風の歌は流れているんだと思う。でもなぜか聴こえない。だから僕は風の歌を聴けと言いつつ、自らもまた風の歌を多少は聴こえるようになりたいと願う。
小説

『カンガルー日和 村上 春樹』そのものがとんがり焼き|大騒ぎ納得

『カンガルー日和 村上 春樹』はストーリーが村上春樹でテーマが村上春樹。キャラクターが村上春樹。慣れ親しんだ知ってる道を脱して新しい道、より良くなる道を模索する。別視点から、疑問を持って能動的に過ごす。つまり反とんがりサイド⇒脳トレだ。
小説

『1Q84 村上 春樹』は別バージョンも読んでみたい話

『1Q84 村上 春樹』はストーリーが「タフでクールな青豆さん」でテーマが世界。バランスがちょうどよく、かつどっちもハイレベルなのが村上作品のすごさだと思ってる。最後の最後までバランスを保つのは難しい。最後もう少しストーリー寄りが良かった。
小説

『国境の南、太陽の西 村上 春樹』でカン違いについて考えた

『国境の南、太陽の西 村上 春樹』ストーリーがいつもの村上春樹でテーマがひとりっ子。すべてカン違いから来ている、というのが僕の考え。カン違いの相手を限定できればいいのだがたぶんそういう風にはできていない。カン違いをうまいこと使いこなしたい。
エッセイ

『職業としての小説家 村上 春樹』で特異性の根っこを垣間見た気分

『職業としての小説家 村上 春樹』であらためて思ったのはスタイルの特異性。端的にいうと小説家っぽくない。もっといえば人間っぽくない、人間らしくない意志の強さ。ドライってのともまた違う。あくまでそれが正しいと確信するからどんなに大変でも進む。