小説

小説

『下流少年サクタロウ 戸梶 圭太』最後は何だか妙に小説っぽかった

『下流少年サクタロウ 戸梶 圭太』はインターネットで面白話を読んでいる感じである。すくなくともこの小説はストレート過ぎる。等と書こうと読み進めていき、でも最後は何だか妙に小説っぽかった。何というか突き放した雰囲気がそう感じさせたのだと思う。
小説

『選んだ孤独は良い孤独 山内 マリコ』でみんな孤独だよねと思った

『選んだ孤独は良い孤独 山内 マリコ』はストーリーが今風あれこれ事情でテーマが孤独、主人公は孤独な人。ぶっちゃけみんな孤独じゃね? 割り切れたら気楽なんだろうけどそうもいかない。騙し騙し日常を過ごしてる、って点は誰だってそうなのかも。
小説

『帰宅部ボーイズ はらだ みずき』は身近な感じが魅力なのかも

『帰宅部ボーイズ はらだ みずき』は年頃の息子が問題を抱えていて、それをみて父親が自分の子供の頃を思い出す話。平凡な環境、逆に言えば身近な感じが魅力なのかも。昔を思い出した父親に成長がある、息子の問題が改善に向かう、ってのが王道な気がする。
小説

『ぼくは勉強ができない 山田 詠美』は考える機会を与えてくれる

『ぼくは勉強ができない 山田 詠美』の主人公やその周辺の人間の意見に対しては賛否両論だろう。ただ同意するよりも自分で考える機会を与えてくれることに価値がある。そういう意味では高校生ではなく大人に読んでほしい、というあとがきは納得である。
小説

『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない 伊集院 静』

『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない 伊集院 静』はストーリーがボンボンの甘え物語でテーマが愚者、キャラクターは持てる者。こりゃ凄いよ。伊集院静の何が良いのかさっぱりわからなかったが途中で気付けば、こりゃスゲーってなる。納得。
小説

『哀愁の町に霧が降るのだ 椎名 誠』は凄まじいエネルギーを持つ本

『哀愁の町に霧が降るのだ 椎名 誠』は僕が漠然と抱いてた小説に対するイメージを粉々に打ち砕く、凄まじいエネルギーを持つ本だった。ただただ軽薄な文章に笑い、共同生活の面白さに憧れ、たまにある感動話にいいな、と思う、そんな本だ。
小説

『C級フルーツパフェ 吉川 トリコ』は当たり前話が並ぶ当たり前本

『C級フルーツパフェ 吉川 トリコ』は当たり前の話が並ぶ。誰だって当たり前に疑問を持ったことはあるだろう。基本恋愛中心だが兄弟の当たり前もある、大人の当たり前もある。テーマを見付ければ大変面白い、ということを実感させてくれた良い本だ。
小説

『とりどりみどり 西條 奈加』で妄想する今どきミステリのアレコレ

『とりどりみどり 西條 奈加』はストーリーがお江戸今どきミステリでテーマが多様性、主人公は苦労が多いお坊ちゃま。ミステリー小説は偉大なる先輩の雛形が強力。変人探偵と凡人助手に当てはめればわりとスムーズにキャラを立てることができるのでは。
小説

『舶来屋 幸田 真音』は「モノシリ博士のマンガ〇〇のひみつ」

『舶来屋 幸田 真音』は茂登山長市郎の半生を基にした本。興味がない僕でも面白かったのだから、有名ブランドの名前がバンバン出てきて好きな人ならなお楽しいだろう。何かに似ているなぁ、と思っていたら「モノシリ博士のマンガ〇〇のひみつ」だった。
小説

『理屈が通らねえ 岩井 三四二』算法者の時代劇という設定が斬新

『理屈が通らねえ 岩井 三四二』は算法者の時代劇という設定が珍しく斬新だ。時代劇は良く言えば安心できる王道、悪く言えばワンパターンが多く、それを面白い設定で見事に裏切られた感じ。設定だけでこんなに魅力的になるのが非常に衝撃的で面白く感じる。