小説 「新小岩パラダイス 又井 健太」はリアルな描写と形容が魅力 「新小岩パラダイス 又井 健太」は異なる環境の違いがやけにリアルに描写される。それらも印象的だったが一番惹かれたのは形容。感覚を共有するためには単純な形容詞を用いるよりも何か他のものに例えて描写したほうが新鮮でわかりやすいんじゃね? 2025.08.20 小説本
小説 「空とセイとぼくと 久保寺 健彦」は面白いけど描写少な目で淡々 「空とセイとぼくと 久保寺 健彦」は面白かったけど何か奇妙。物事の描写が全然ない、事実が報告書のように淡々と描かれているからでは、ってのが僕の感想。主人公の生い立ちを考えると、逆にその淡々とした感じが真に迫るかもだが、イマイチ合わなかった。 2025.08.19 小説本
小説 「ソドムとゴモラの混浴 仁川 高丸」を読んだけどピンとこなかった 「ソドムとゴモラの混浴 仁川 高丸」を読んだけどピンとこなかった。大変な事件がたくさん起きるのだが、あまり解決しない。主人公の心の変化を書いているんだけど、気持ちがわかりやすく、その結果の行動も納得できるものだったら僕にも理解できたのかも。 2025.08.18 小説本
小説 「タチコギ 三羽 省吾」でかなり衝撃を受けた覚えがあるんだけど 「タチコギ 三羽 省吾」でかなり衝撃を受けた覚えがあるんだけど、10年前の僕はあんまり妄想が広がっていない。今ちょっと思い出しただけで、あれこれ考えさせられて、ついつい加筆。ストーリー的にもかなりびっくりさせられて面白い小説ですよ。 2025.08.13 小説本
小説 「オルゴォル 朱川 湊人」で小学生も大変だねって思った(他人事) 「オルゴォル 朱川 湊人」で小学生も大変だねって思った話です。昔なら真面目は真面目で、アホはアホで容認されたが、最近は平均から外れるとダメっぽい。しっかりした主張を持ちながら、周りに合わせる柔軟性もなければならない。ハードル高過ぎじゃね? 2025.08.11 小説本
小説 「螢・納屋を焼く・その他の短編 村上 春樹」は不在と同時存在の話 「螢・納屋を焼く・その他の短編 村上 春樹」は相変わらずキャラクター、ストーリー、テーマ全て魅力的。テーマはポケットの中なもんで見せてはくれないけど、有っても無くてもファンにはどっちでも良い。あれこれ妄想するのが楽しいし、それこそ同時存在? 2025.08.09 小説本
小説 「オブ・ザ・ベースボール 円城 塔」はモノボケみたい|解釈は自由 「オブ・ザ・ベースボール 円城 塔」はモノボケみたい、っていう失礼な話。こんな変なことを考えたのは二つ目の話のせい。意味深にモノを並べてコレとコレとコレを使ってこういう風に解釈するのが正解、ではなく、ランダムに並べた実験に思えるのですよ。 2025.08.08 小説本
小説 「はじめての文学 村上 春樹」に魅力的個性を見た|冷たく熱い覚悟 「はじめての文学 村上 春樹」を読んで、つくづく魅力的な個性に衝撃、って話。村上春樹の文章的個性、雰囲気的個性の源は『大変だけどしょうがないか』的な冷めてるようで熱い覚悟じゃね? 端的にあらわせば『やれやれ』だ。僕も個性的でありたい。 2025.08.05 小説本
小説 「ちょいな人々 荻原 浩」の愛すべき単純さと人間っぽさに共感 「ちょいな人々 荻原 浩」の愛すべき単純さと人間っぽさに共感。この単純さイコール「ちょい」を利用して上手いことできないか?ってのが気になります。頑張らずにいつの間にか上手くいってるってシステムを作るのに「ちょい」を役立てたい。 2025.07.28 小説本
小説 「誘拐ラプソディー 萩原 浩」で今度また小説書いてみようと思った 「誘拐ラプソディー 萩原 浩」を読んで面白さに衝撃を受けた、今度また小説を書いてみようと思ったって話。偶然だけど「晴耕雨読その他いろいろ」の読書は萩原浩に始まって、萩原浩で終わっている。しかも同じ埼玉。また今度借りてきて読んでみます。 2025.07.27 小説本