本
ノンフィクション

『サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ』で自分神話を創造したい

『サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ』で全てが虚構だとして、じゃあその後どうするか、って問題になる。虚構をプラス要素に変えるとすると、僕らも虚構を使えるって点じゃね? もし自分神話を創造することができれば、ブレずに突っ走れそうじゃね?
実用書

『頭の良い子が育つ家 四十万 靖』で小さな積み重ねが気になる

『頭の良い子が育つ家 四十万 靖』によれば頭の良い子は机で優等生的に勉強していたのではなく、自分の気に入ったスペースで気楽に楽しみながら勉強してました、とある。面白いのだが本棚の話と変わらない、というか全く同じ?エピソードがほとんどで残念。
小説

『成瀬は天下を取りにいく 宮島 未奈』のチャレンジ精神に戦慄

『成瀬は天下を取りにいく 宮島 未奈』はストーリーが変人大冒険で、テーマがチャレンジ、キャラクターは変人。絶対手に入れたいものの存在が執念の強さを生み出すんじゃね?著者にとっての小説がそうだっのでは、なんて思うんだけど、どうだろうね。
小説

『有頂天家族 森見 登美彦』は肩の力が抜けた独特の怪しい世界観

『有頂天家族 森見 登美彦』は肩の力が抜けた独特の怪しい世界観が魅力。狸とか天狗とかがいろいろ出てきて、面白おかしく、たまにしんみり話が進む。読んでいると自分が学生だった頃、それもいい加減で自由な大学生の頃を思い出し気持ちが明るくなる。
小説

『いるいないみらい 窪 美澄』は幕の内社会の葛藤|心変わりムズい

『いるいないみらい 窪 美澄』はストーリーが夫婦と子供でテーマが選択、キャラクターは普通の人。たくさんの選択肢の中から好きなものを選べる世の中は幕の内弁当みたい。今現在どうかでの選択は出来ても、長いこと後になって将来どうかって選択はムズイ。
小説

キッド・ザ・ラビット ナイト・オブ・ザ・ホッピング・デッド 東山彰良

『キッド・ザ・ラビット ナイト・オブ・ザ・ホッピング・デッド 東山 彰良』は奇抜な設定、洒落の効いたセリフ回し、描写で僕の好み。変な話が好きでアウトローものも好き、でもストーリーもしっかりしてなきゃ、という欲張りな人にはたまらない本。
ノンフィクション

『漫画 サピエンス全史 文明の正体編 ユヴァル・ノア・ハラリ』

『漫画 サピエンス全史 文明の正体編 ユヴァル・ノア・ハラリ』は皮肉に満ちた本で面白い。全ては虚構ですよ。もちろんこの本自体が虚構。虚構である、時代や状況で意見が変わる、個人によって感じ方は様々、って事実を認めることがスタートなんだと思う。
実用書

『ひとり起業の教科書 藤原 恭子』で夢が広がリング!|羨望と妄想

『ひとり起業の教科書 藤原 恭子』は心構え的なことが実例を交えてたっぷり書いてありいちいち波乱万丈だからスゴイ。最初の一歩が最大のハードル。お客を喜ばせたいって気持ちが細やかな気遣いだけでなく、努力や創意工夫、頑張りの原点みたい。
小説

『パズル 山田 悠介』は人質が大して重要でないってところが斬新

『パズル 山田 悠介』は人質が大して重要でないってところが斬新。登場人物の発想もそうだが、行動に関してもなぜそんな事をする、という点が多々ある。しかしパニックになればアホな思考になるものだ。そういった意味ではリアルなのかもしれない。
小説

『オレたちバブル入行組 池井戸 潤』で倍返しだ!|蟲毒世界の基準

『オレたちバブル入行組 池井戸 潤』はストーリーが半沢直樹で、テーマが蟲毒、キャラクターは半沢直樹。変人主人公が変な世界で悪戦苦闘する。その姿は蟲毒を思わせる。この世界は蟲毒のショボい予選くらいでは十分ありそう。生きるには基準が必要と妄想。