何かあるよ
勝手な解釈では「人間はもともと水に浮かぶんだから、ジタバタしなければ溺れずに自然と浮かび上がるよ」みたいな本。トンデモ理論が展開されてて眉唾なんだけど、絶対これ何かあるよ。直感的な正しさがある。

例を挙げます
そもそもこの本はおかしい。読み始めた日に更新したブログが『ガッツン! 伊集院 静』であり、考えないことに関して考えている記事。……我ながら変な文章だが、考えないこと、つまり直感のメリットを考えているってことです。この不思議なつながりは何かある証拠でしょ。
そもそも僕は脳トレ大好き。脳に刺激を与えることこそが正義であり、考える、行動する、見直すが大事だと思ってます。ズバリ、見ない、聞かない、反省しない、とは真逆の方向。今日も両利きを目指してトレーニングしたし。
でも歳を取ると頑張れないし、頑張ったら体調悪くなったりする。そこで何か良い方法ないかなーって探して、頑張らないことの重要性を示した本をいくつか読んだ。これはこれで納得なのですよ。
これまで読んだ頑張らない本の特徴はかなり頑張り屋なこと。1割でも1%でも同じ論調であり、「方向性をしっかり定めて、全自動システムを作り上げろ」みたいな話。ぶっちゃけそれがムズイのだよ。やっぱり世の中上手い話はないよね、ってんで現実を見せつけられた気分。
言い換えれば頑張らない本はちょっと詐欺くさい。だって頑張ってるし。っていうか自己啓発本全般に言えることだけど、わかっちゃいるけど難しい、できたら自己啓発本なんて読まねーよ!ってのがほとんどだ。
しかし、この本は頑張りゼロ%。見ないし聞かないし反省しない。ただありのまま過ごすのみ。むしろ余計なことしちゃだめだよ、って話。これに比べれば1割はおろか1%の頑張りすら、無限倍の超努力家。
そんなの噓くせー、って思うでしょ? 思って当たり前だよね。タイトルですらそうなんだけど、本の中身では輪をかけてとんでもない理論が展開される。他者の脳と電波でつながる、未来の自分の脳ともネットワークを構築。それこそが直感力。……釣り針デカすぎやぁ。
それでも一笑に付すにはあまりにも魅力的、どころか直感に心当たりあったりして。勉強でも趣味でも仕事でも、後になってやり直したけど最初の直感が正しかったってことが今までに何度あったことか。だからこそこの本には何かあると思うのですよ。それこそ直感で。
これってサウザーだよね
すでに自分の中には十分な力が蓄えられていて、後はちょっとしたキッカケを待つばかり。これってなろう小説レベルに憧れの話だ。完全な運要素でもなく今までの努力でOK、って辺りがアホっぽくなくて好ましい。白馬の王子様並みの理想的パターン。
だからかどうか知らないけど、この本はやたら評価が高い。珍しいくらいに評価の数も多く、高得点だったりする。それだけみんなの支持を得ているんだと思う。僕もぜひ支持したい。信じさせてください、ホントお願いしますって感じ。
でもこれ難しいよ。この本に書いてある通り、最初は直感が働かない。どうやら僕らは自分が水に浮くことを知らず、ジタバタするようにできているっぽい。だからデフォルト状態では直感もまたジタバタする。直感すら毒されている、みたいな?
だとすると問題は直感の磨き方だよね。毒されている状態の直感で正しいものを選ぶのは困難に違いない。そもそも僕自身「これだ! これこそ本物!」と思って違ったことが何度もある。カードをめくり続けてピンとこないこともありそう。
これは株に似ている。ピンときて買ったけど下がった株もあり、ピンとこず買わなかったら爆上がりした株もある。僕の株に対する感覚は素人であり、そもそも当たりがあるかどうかも不明の世界で、当たりを引くのは至難だ。
こんな不安な状態で直感を信じて我が道を進むことは超ムズイ。「見ない、聞かない、反省しない」って何かに似ていると思ったら「退かぬ、媚びぬ、省みぬ」だよね。つまり聖帝サウザー並みの強さが必要。しかもあの人ラオウに負けたし。
並大抵の精神力では耐えられない。普通の人間はきっとどこかで心細くなりブレる。自分の直感は正しいのか? やっぱり人の言うことを聞いて、あれこれ反省&修正した方が良いのか? なんて調子で。実際僕も迷走の毎日ですよ。
それでも僕はもう50年近く生きているわけだから、少なくとも多少の直感は育っていると思いたい。その感覚を信じてみたいんじゃよ。やっぱり魅力的な話だから信じたい。だって努力0%だよ? 信じてみたいじゃん。ここはサウザーを見習って強くありたい。
などと今日も余計な妄想を突っ走らせて満足。でもこれって絶対なんかあるよ。おそらくある程度直感、ある程度考える、ってのが必要と見た。実際日常でもそんな調子で織り交ぜてる過ごしている気がするし。信じてみたくなる良本です。







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