『ポーカーフェース 沢木 耕太朗』を読んだ感想はズバリ地方営業

banner-02book-01essay エッセイ

「晴耕雨読その他いろいろ」2015/12/13投稿記事の修正転載です

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ポーカーフェース 沢木耕太朗(2015/12/13)

沢木耕太朗のエッセイ。作者の名前も知らなかったが「深夜特急」なら存在は知っている。読んだことないが。なのでこの本を読んだ感想はズバリ「地方営業」。

エッセイの内容としては話があっちこっちに跳び、一つ一つが長い。散漫かつ冗長、薄い印象を受ける。おそらく昔からの作者のファンだったり、あるいは随所に出てくる有名人の話に興味があったりすれば面白いのだろう。でも僕は残念ながらどちらでもない。

随筆なのだから体験や聞いた話等から自分の考えを書く。その考えに共感したり、なるほどなぁと思えれば楽しい。体験や聞いた話自体が楽しいだけならそれはエッセイではないのだろう。なんて言うのだろう? 面白小話集?

この本では面白い話も沢山あり考えもきちんと書かれている。しかし共感やなるほどなぁは僕にとって多くなかった。

歌手は一曲当てればかなり長くやっていけるらしい。あるいは一生。僕ら一般市民が、ああそんな人いたなぁ、となり大抵の人が忘れ去ってしまってもディナーショーや地方営業が強力な収入源になるとか。お笑い芸人もそうだろう。

おそらく作家にとっての地方営業がエッセイだ。もちろん優れたエッセイは素晴らしい。小説とエッセイ、優劣をつける気はない。しかし小説、と呼べる範囲とエッセイ、と呼べる範囲では後者の方が広いのではないか。

だから面白い話が書けなくなっても昔取った杵柄でサラサラ書いて、はい、エッセイです、が可能なのでは。この本はそんなにひどいわけではない。でも何だか、昔はもっとすごかったのだろうなぁ、という雰囲気が漂っている。

僕にとって沢木耕太郎は知らない作家だ。しかし僕も昔から好きで、でも新しい本を読むたびに衰えを感じる作家がいるのだ。どこか似ている気がする。

他の人の感想を読むと作者の本の中では評価の低い部類に入るらしい。ファンなら楽しめるだろうから読んではどうだろう、と書く予定だったがファンならやめておいた方が無難なのかも。

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