*「晴耕雨読その他いろいろ」2024/10/25投稿記事の修正転載です
「捨てる脳、片付ける脳の作り方 加藤 俊徳」で自信揺らぐ(2024/10/25)
僕はキレイ好きで片付け上手。子供の頃も今も、家族で一番です! ……しかしそれはどうやら井の中の蛙だったのではないのか? 心を入れ替えたいと思います。
そもそも環境が悪い
言い訳をさせてもらえばそもそも環境が悪い。実家はそれほどキレイじゃなかった気がする。まあそりゃそうだ。子供の頃の話だから子供がいるわけだ。
子供がいるとどうしても散らかり勝ちになる。今だってそうだ。子供が三人もいて、しかも一人は発達障害児。それに引っ張られて他も緩くなりがち。そもそも子供の成長は早いから毎年毎年必要なものが変わって、毎年毎年不要なものが出る。でもそういうのって思い出の品だったりする。
もうちょっと時間がたてば要る要らないをばっさりと切り分けられるようなるはず。そうすれば部屋もキレイになるはず。それまではある程度しょうがない。……マジか? 本当にそうか? もうちょっとっていつ? それまでっていつまで?
この本に例として出てくる人たちも子供がいたりするし、そもそも子供の片付けに関する項目もある。それなのにしっかりと片付けに取り組んでいる。
これはもう認めないわけにはいかない。僕は片付け上級者などではなく良くて中の上。っていうか我が家ひとまとまりと考えれば、下の中くらいかも。憂慮すべき事態であり、しかし考えようによっては新たな脳トレのチャンスでは……?
最強のオッサン脳トレ?
僕は脳トレ大好き人間だ。川島先生の脳トレはドリルもやったし、スイッチは1000日やった。やわらか頭塾も柔王になった。画面を強く叩き続けたため五十肩になったほどだ。
そんな僕も最近は加藤先生の実践脳トレをメインにしている。日常のアレコレを能動的にし脳に刺激を与える、ってことで勝手に理解してます。これをやるとなんでも脳トレになるけど中でも脳トレの宝庫が家事だ。
そういえば難しいことよりも単純なことの繰り返しが脳トレになるんじゃなかったっけ? だとすればなおさら日常的な家事が良くね? ってことは主婦とか主夫とかは最強の脳トレ職業となる。ちょっとうらやましい話だけど、主夫じゃないからって脳トレを諦めるつもりはさらさらない。
しかしここで大きな問題があって、オッサンにできる家事はわりと限られている。たまに料理とかお菓子作りはする。でもこれって休日の単発であり反復には程遠い。掃除も一応しているけど、これも週一だし弱い。
さらに困ったことに、家事はあんまり出しゃばれない。我が家には主婦がいるわけだから、その領分を越えて勝手に料理したり掃除したりはケンカのもとだ。だから料理は事前に宣言しておこなわなければならないし、掃除だってルール変更とかはNG。
メインでおこなうのは妻だからすべては妻がやりやすい妻基準でないとダメ。と、ここまで考えると家のことは八方ふさがりな気もするが例外もある。僕がメインな分野なら好き勝手に出来る。
我が家で僕メインっていうと日曜大工関係。これに使う工具なんかは僕の好きなように片付けてOK。断捨離だって可能なはずだ。あと書類関係も僕がけっこう管理している。税金とか、お金のやり取りとか。あ、学校関係は範囲外です。
もっと言えば、僕がメインで使っているこの部屋もわりと自由に出来そう。本来は妻との共用なのであまり強硬に出るとまずいけど、どう見ても不要な哺乳瓶とか十年以上前の雑誌とかはまとめて良さげ。
そう考えると、自分の領分の片付けはオッサンにできる数少ない家事的脳トレな気がしてきた。いくら家事に無頓着なオッサンでもちょっとした日曜大工的なこととか電球交換くらいはやりそう。後は車関係とか?
僕としても井の中の蛙で満足せず片付け脳トレ上級者を目指してまずはDIY道具を片付けたい。そうやって徐々に妻を巻き込み、子供を巻き込みと進んでいきたい。相変わらず面白くてリアルでもためになる良本でした。
↓9年の時を経て同じような本を読む無進歩おじさん。
↓片付けられないってのは豊かな時代の贅沢病なのかも。
↓田舎暮らしって良いよね。他人事だから何でも言えるけど。








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