*「晴耕雨読その他いろいろ」2025/2/11投稿記事の修正転載です
「スマイルメイカー 横関 大」にスルメイカを期待した愚か者(2025/2/11)
ストーリーがタクシードライバーでテーマが信念、キャラクターは人情運転手。タイトルを見てスルメイカが出てくると思った愚かなアラフィフです。

能動的に過ごしたい
しばらく読んで、タクシードライバーって脳トレに良さそうだなー、って思った。色んな場所に行って、色んな人を乗せて、色々とおしゃべりして。最強の脳トレじゃね?なんだけどまあ、それってやっぱり人それぞれなわけだ。
ブスっとしてつまらなそうに運転していれば脳トレ効果は薄い。脳トレのためには主人公のように能動的に動く必要がある。もちろんそれはタクシードライバーに限った話ではない。どんな仕事だって自分から積極的に考えて、動いて、って心がければ素晴らしい脳トレになるだろう。
脳トレのためにも能動的に毎日を過ごそう! ってのが今回の結論です。しかも、主人公の場合それが自分の喜びであり世のため人のためでもある。これってすごいよね。七十にして矩を超えず状態だよね。
世のため人のため、自分の脳トレになって、喜びにもなって、って一石何鳥だか。理想的な状態だと思う。
どうすれば良いか?
こんな感じの理想的な状態に、どうすれば近づけるだろうか? そのポイントもやっぱり能動的だと思ってる。仕事にしろ家事にしろ、最近はこういう脳トレだと思って取り組むことが多い。脳トレならば面倒でもしょうがない。時間も手間もかかる面倒なことはむしろウェルカム。
一番面倒で億劫なのはコミュニケーションだったりする。そこまでコミュ障でないと思うけどそれにしたって、お願いしたり、注意したり、言いにくいことも多い。それを言うのもまた脳トレ。
さらに言うと余計な波風立てないように工夫する。これはもうそういう脳トレ、というかゲームみたいなものだ。波風立てるのも脳トレ、……だと困るのでゲームと言いたい。どうすればうまく進められるか、その点をしっかり考える必要がある。
色々な場合を想定して対策を練っておくってあたりは、この小説だと車のトランクみたいなもの。抜かりなく取り揃えておきたい。そんな調子で毎日過ごせば、タクシードライバーでなくともスマイルメイカーを目指せるはずだ。
乗せた人全員、ではなく関わった人全員を笑顔にする。家族も笑顔だし、同僚も、仕事で関わった他社の人も笑顔。それができれば自分自身笑顔だろうし、もちろん脳も活発になる。完璧な状態だ。
……わかっちゃいるけど難しい。家族相手にはついつい怒ってしまうし、仕事でも嫌になることは多い。なのでハードル高いんだけど、絶対方向はそっちだよね。ここはひとつ、脳トレ、さらにはゲームだと思って今日も色々やっていこうと思います。
小説としてはわりと好みな話。込み入っていて、話があっちこっち飛ぶけど、それが苦にならなければ楽しめる。……十年後に読んだら、ますます記憶力が怪しくなってて、ついていけなくなるかもだけど。
こういう込み入った話は映像にすると良いのかなー、とか最近思うのですよ。登場人物が変われば見てるほうの頭も切り替わるし。でもこの小説は難しいっぽい。などと今日も余計なことを考えて楽しい自己満足でした。
↓聴く読書で脳みそフル稼働。
↓やったことは何でもアウトプットしたい今日この頃。
↓家を買うのは超すごい脳トレ。
↓しっかり覚醒して、ぐっすり眠りたい。
↓すべては脳トレのために。










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