「がんばるが1割 おちまさと」でプロデューサーになろうと決意

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2025/3/9投稿記事の修正転載です

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「がんばるが1割 おちまさと」でプロデューサーになろうと決意(2025/3/9)

魅力的なタイトルに惹かれて借りた。この歳になると頑張るのがつらいのですよ。……しかし、マインドマップを準備しようと思ってすぐに気づいた、似たような本を最近読んでる。

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自己啓発本あるある

この本のタイトルにある「1割」は、かなり頑張り屋なことが判明。以前読んだ本に比べたら10倍も頑張ってる。頑張り過ぎじゃね? 数値は違うけど言ってることはだいたい同じ。

努力のしどころを変えろ、ってことだよね。最初に準備をしっかりして方向性を定める。コミュ力を使い他者を頼る。無理なく継続できる仕組みを作る。適度に肩の力を抜く。そんな感じです。

……わかっちゃいるのですよ。わかっちゃいるけどムズイ。これはいつもの自己啓発本あるあるだ。極端なタイトルにつられて読んでみると王道が書いてあるパターン。知ってるけどできない、ってやつ。

子育て本なら手間をかけ丁寧に子供に接する。アドラー心理学は今この瞬間を大切に。脳トレは刺激。睡眠は規則正しい生活。全てが王道であり正攻法。お説ごもっとも、でも難しいのですよ。

じゃあ何がムズイって匙加減だよね。たとえばこの本の場合、どこまで準備に時間をかけるか? 最初に準備をしっかりやって、実るような努力をする、っ話にはもちろん賛成。でも準備ばかりだと進まない。この本にもダメ元の話が出てくるし。

どういうときに準備万端を目指すか。どういうときにダメもとで行くか。100%準備万端は無理としても何%を目標とするか。そもそも何%って判断できる? 思ったより準備が大変ならどうする?

おそらく大事なポイントはこのあたりの匙加減であって、著者はたくさんの経験を経て感覚を身に着けたんだと思う。匙加減を明確に、わかりやすく示し他人に伝えることができれば良いのだろうけど、状況次第だから超難しそう。……やっぱり頑張るしかないか。

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憧れのプロデューサー

王道話は良しとして、そのほか気になったことが2つ。まずはプロデューサーの話。これもまたよく聞く話だけど、やっぱり大事だよね。

最初はプレイヤーからスタートして、歳を取るとプロデューサー的になる。子育てとかまさにそれだし、仕事で出世する人ってのはそのあたりに長けている気がする。

セルフプロデュースなんてのは前述のしっかり準備にもつながる。いい感じにプロデュースするには方向性が大事だからいきおいしっかり考えるわけだ。自分は今後どうすれば良いか、どうしたいのか。

仕事に全力 ⇔ プライベート重視
バリバリ頑張る ⇔ リラックス
コツコツ努力 ⇔ 色々チャレンジ

などなど方針は大事だ。方向性をしっかり持って、ブレずに、時に方向転換する。矛盾するみたいだけど必要なことだよね。そのあたりをプロデュースしたい。

もうひとつ気になったことは、ニュートラル。オンオフの切り替えを大事にしよう、って話はよく聞くけど、その逆は珍しい。そんなに勉強してないからアレだけどオンオフ否定はかなりレアじゃね? この本の中で一番刺さったのは、この言葉かもしれない。

普通に考えたらオン状態でエネルギーを消費し、オフでは消費しない。しかしこれが双安定だったら? 書き換えのみに電力を必要とするディスプレイやストレージみたいな感じだとどうなるだろうか。オンもオフも惰性で突っ走れて切り替えのみにエネルギーがかかるわけだ。

……言われると日常生活だってわりとそうかも。切り替えしないってことは、たとえば仕事とプライベートで具体的にやってることは違ってもスタンスを変えないってイメージ? 仕事も遊びも自分流を崩さない、……あ、なんかできる大人な雰囲気かも。

そんな調子で今日も色々妄想して満足。勉強になって、色々考えて、新しい気付きももらえて、大変面白い本でした。

↓最後の方の展開が面白かった。

↓ある意味怖い話より怖い。

↓いつの時代も変な人はいるもんだ。

↓頑張らないけど堕落したくもない。

↓細かいことは気にしない。

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