自己啓発最高峰
瞑想……、それは自己啓発の最高峰。全ての自己啓発大好き人間が行きつくところ。行き過ぎるとスピリチュアル系の森で迷走するけど、この本はその手前で止まっている、と思う。ということで早速朝晩10分間瞑想してます。

目指せ! 無責任男!
まず大前提として瞑想には以前から興味があった。加藤俊徳先生の脳トレ本とか読んでると、たまに出てくるのですよ。その他、様々な自己啓発本で取り上げられている。瞑想は自己啓発の親玉みたいな存在だと思ってます。ぬらりひょん的な?
ということで自己啓発本大好き人間としては、いつの日か対峙しなければならない相手だとわかっていた。ただしあんまりにも色々なところで目にして興味あったんで、瞑想に特化した教科書を読む前に何となく初めてしまってます。
そもそも考えてみたら僕はお寺の幼稚園だった。だから小さいころ座禅してたんだった。さらに高校の頃とか、もうちょっと大人になってからとか、なんとなく瞑想はしていた。……あれ? 自己流で中途半端にやってて、直すのに時間かかるパターンじゃね?
この本のありがたいところは、初心者はもちろん中途半端なオジサンに対してもフレンドリーだってことじゃね? 計10個のエクササイズが出てきて、少しずつステップアップできる。禅問答も大切だけど、そういうのってやったからこそ身に染みる部分があるしね。
10分間ってのも嬉しい。やっぱりあんまり長いとダレるし時間が取れない。よくあるダイエット本みたいに「1回10分間だけど1日30セット」みたいなジャロに訴えたくなるパターンでもない。10分って言ったら10分。むしろ10分で止めろって書いてあるし。
でもってこの本を読んだ勝手な感想としては植木等だ。ズバリ、瞑想は無責任。別にディスってるわけじゃなくて、どうにも僕らは変に介入したがる。この辺りはアドラー心理学風に言うと課題を分離できてないってやつ。
瞑想はある意味無責任になって、余計な介入を防ぐ練習じゃね? 肩の力を抜いて、自分の力ではどうしようもないことを、そういうもんだと思って眺めるテクニックなんじゃね? 何でもかんでも手を出して疲れてしまうタイプの人間にとっては、難しいけど有用な予感。
僕みたいな人間は頑張って野生の馬を乗りこなそうとする。しかしできない。こんなの無理ゲーだと思って絶望していると、植木等が「よう!」とか言って、野生の馬に乗って現れるわけだ。笑いながら走り去る後姿を見て、僕はポカーン。そんなイメージを抱いてしまうのですよ。
知りませんでした
ただやってきて、去っていくだけ。瞑想にまつわるこのイメージは村上春樹の小説を思わせる。特に『1973年のピンボール』。読んだのがだいぶ前だからあらためて読み返さないとだけど、今読めば新しい気付きがあるのかもしれない。
そう考えると『ダンス・ダンス・ダンス』も怪しい。「今ここ」って言葉はアドラー心理学が大好きな言葉だと思ってたけど、瞑想のキーワードでもあるっぽい。いろんなところでつながってるもんだと痛感。
だったら僕も瞑想にまつわるあれこれを拝借して……、なんて考えるまでもなく、これらはアイディアを刺激してくれる。さらには共感も得られそう? 昔から多くの人に親しまれてきた考え方であり、実践している人もたくさんだろうしね。
しかしもっと強力に僕の趣味分野に影響を及ぼしてくれそうなことは集中だよね。集中力が上がれば質も量もアップすること間違いない。もちろん趣味分野だけでなく、あらゆることに関して威力を発揮してくれるだろう。
どうにも僕は知らなかったんだけど、人間はあれこれ余計な事を考えているっぽい。考える葦ってくらいだから、考えることは問答無用で正しいことだと思っていたけど、そうでもないらしい。余計な考えは雑音となって集中を妨げるとか。
じゃあ考えないことで集中力アップ! ……と行きたいところだけどムズい。僕は何でもかんでも余計なこと考えて発散するのが大好きだから激ムズ。これこそアドラー心理学の「若い人の方が先行っている」だよね。僕はまず矯正から入んないとダメ。
ながら勉強が効率悪いってのは明らかだ。でもあれこれ考えながらできることでも集中するとしないのとでは効果が違うっぽい。筋トレとかもそうらしいよね。ってことは僕は何につけても効率が悪かったわけだ。
さらに言うと歯磨きとか歩くとか、完全に身についていてフルオートでできてしまうことでも意識することで満喫できるらしい。日々の充実度アップ、さらに集中力まで得られる。一粒で二度おいしいとはまさにこのことだ。ちなみにこの本に出てくる満喫って言葉気に入りました。
ひょっとしたら子供の頃ってのはそうだったのかもしれない。まだまだ不器用で、集中しなければできないことだらけ。だから毎日を満喫できる。一方で僕ら年寄りの毎日スカスカ感は惰性の産物、ってことじゃね?
それでも僕は遅ればせながら知ることが出来た。余計な考えは満喫を妨げ、集中力低下を招く。ということで気付いたらそっと戻れば良いのですよ。目指せ! あらゆることに集中できる満喫オジサン!
今の気分はいつものアレ。もっと早く手を出していれば良かった、です。ゴレムスのキズがみるみるふさがっていった時点で重要性に気付くべきだった。……すでに別の瞑想本買って読んでますよ。次はもっとスピリチュアル寄りのやつ。









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