「学びを結果に変えるアウトプット大全 樺沢 紫苑」で黄金比を知る

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僕と相性が良い話

勉強するだけじゃなくて実践すると良いよ、って本。大賛成ですな。本を読んだら誰かに話す、ブログに書く、実際に試してみる。僕はだいたいやってるので、非常に相性が良い話。ただちょっとたくさんあり過ぎて途中でおなか一杯になる。まあ大全ってくらいだから当たり前か。

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大人になるとテストないし

考えてみれば子供のころの勉強は散々アウトプットしてた。ただ教科書を読むだけではなく、音読したり、書き取りしたり、もちろんテストあるし。基本的な問題⇒応用問題的な感じでステップアップ可能なアウトプット方法が整っている。

一番最初に変化を感じたのは高校の頃に習ったケプラーの第三法則だと思う。「惑星の公転周期の二乗は軌道長半径の三乗に比例する」ってやつ。こんなの応用も何もこれひとつにしか使えない。条件書かれてたら、どんな式を使うのかバレバレでしょ。

大学になると応用どころか基礎問題もないものが増える。なんかもうちょっとドリル的な問題集があれば身につくんだけどなー、と思ったのを覚えている。このころってまだ今よりも無意味記憶が得意だったはずだけど、それだってやっぱりアウトプットしたかったのですよ。

これが大人になったらろくに勉強もせずにいきなり実践して、答えもよくわかんない状態になる。先輩がやってるのを見て覚える、やってみて覚える。いわゆるOJT的な感じもまたアウトプット、しかも強烈なやつだから身につくは身につく。

問題は自主勉強だよね。大人になって勉強する人だってあんまりテスト受けないでしょ。資格好きとか英会話とかならアウトプット大事そうだけど、本読んでわかった気になってってパターンは確かに多そうだ。しかも無意味記憶は衰えてるし。

じゃあ本を読んでアウトプットって何よ? 脳トレとか投資なら実践だけど、世界史とかだと旅行するくらい? それもまた大変そうだから、この本に書いてあるように人に話すってのは良いよね。読書だけでなく、あらゆる経験で使えるのがありがたい。

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立ち位置に興味津々

本の内容もさることながら、僕が気になったのは著者の立ち位置だったりする。脳の話がたくさん出てくるから、そうするとどうしても加藤俊徳先生と比べてしまうわけだ。反対に少し前に読んだ『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』とも比較したくなる。

なんとなく先生とつけてしまうくらい、僕は加藤先生の信者だ。ほとんど古本だけど、わりとたくさん読んでいるから売り上げに貢献していると思う。加藤先生と比べ、この本の著者は専門性で劣る。精神科医だからもちろんプロであって凄いんだけど、比較的一般人寄り。

もっと一般人寄りなのがジェームズ・クリアー。この人自身はノー権威だったのに、試行錯誤で実践しメルマガがバズって大成功、っていう完全たたき上げだ、……と本を読んで勝手に思っているだけど実際にはあんまり知らない。

この本を読んでいると引用がめちゃくちゃ多い。実際に権威付けを行え、って本人が言ってるくらいだから、たくさん出てくる。そのあたりはジェームズ・クリアーに近く、たくさん本を読んで、実践した結果だと思う。加藤先生? 昔話ばっかりだよ。昔話で権威付けってのもすごいけど。

ということで80ものアウトプットの中には、著者実践済みの役に立つお宝がゴロゴロしているんだと思う。これらは僕ら一般人に寄り添ったものが多いと見た。僕も実践して、読んだ本とか体験したこととかの話をしてみましたよ。

実践的で役に立つ、ついでにあれこれ色々考えてしまう、面白い本でした。……個人的に妄想が捗らないのは、聞いたことがある話が多かったからだと思う。でも黄金比が3:7ってのは勉強になりました。思ったよりもアウトプット多いんだね。

↓意識高い系な雰囲気が気になるのですよ。

↓少年漫画は棚から女の子、魔法少女は本からケルベロス。

↓ポモドーロタイマーで着実にパブロフの犬化。

↓渋い横綱相撲と見せかけて巧妙な偽装がある、などと意味不明な妄想。

↓食わず嫌いをやめて色々試したい。

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