「生き残るアパレル死ぬアパレル 河合 拓」でブランド価値高めたい

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2025/3/29投稿記事の修正転載です

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「ZARA、ユニクロ圧勝の秘密を明かす 生き残るアパレル 死ぬアパレル 河合 拓」でブランド価値を高めたい (2025/3/29)

あまり興味関心のない分野の本を読む、っていう脳トレです。結果的にいつもと違う刺激が……、と言いたいところだけど、結局似たような読み方になる凡人のサガ。

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アパレル業界は年寄り

僕のアパレルレベルは小学生程度だ。そんな人間が、伝説級コンサルタントの高尚理論を理解できるか……? 理解できませんでした!

でも僕なりに考えさせられたことはブランド力がなければデジタルサポートも無意味、ってことですよ。さらに言うと瀕死のアパレル業界に対する提言は若者よりも年寄りにとって学ぶところが多いんじゃね? アパレル業界も大変だなー、って思いながらも当然自分に置き換えるわけだ。

アパレル業界の縮小⇒日本社会弱体化、組織の老朽化⇒心身老化、ブランド力向上⇒自分ブランド設立、商社の活用⇒コミュニティーの活用、デジタル導入⇒AIサポート、とかそんなイメージで勝手に読み替えました。

もちろん合わない部分もあるけど、やっぱり人間のやることだから共通点、勉強になる点は多くね? もしもアパレル業界がイケイケの絶好調だったら、若い人に重なる部分が多そう。業界年齢と人間年齢がリンク、的な。失敗を恐れずともかくやってみろ、とかそんな助言が似合う感じ。

昔はそうだったかもだけど現在のアパレル業界は明らかに斜陽。その姿は衰える体力、増す老人力な僕ら年寄りに重なる。最初から現在の世情やらシステムに最適化した立ち上げができればそりゃ嬉しい。若い人はそうするべきだ。でも年寄りは昔からのしがらみがある。

手書き&FAXの指示書は時代遅れだろうけど、昔はそれしかなかった。これをベースにつぎはぎでやってきたのだから歪があるのはしょうがない。じゃあ最適化のために大ナタを振るい、全部イチから新しくすべきか? その判断が難しい。

英断かもしれないし、愚行かもしれない。英断だと確信しても混乱は避けられない。その間はどうやってしのぐか? めっちゃ難しいよね。

四半世紀以上前に読んだ司馬遼太郎の功名が辻を思い出す。撤退戦は難しいのだよ。縮小する戦線で被害を最小限に抑え、再起のために退く。メチャムズだ。

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強味⇒ブランドを目指せ!

たしかに難しいんだけど、難しくてもなんでもやるしかない。アパレル業界も年寄りも生き残らなければならない。この本に書かれているアパレル会社の生き残り戦略、アパレル業界全体に対する提言には学べることがテンコ盛りじゃね?

長年のつぎはぎで複雑化したシステムを見える化し、集中と選択で簡略化を図る。そのうえで自分ブランドを磨く。強みを活かしてブランドレベルにまで高めることができれば最高。っていうか目指すべきはそこだ。

じゃあ強味ってなんだ? 今さらゼロから始めるのは大変、ってことでこれまでの資産を活用したい。会社や趣味で培ったスキルやら知識を使えたら嬉しいよね。それが好きなことだったらなおさら。

集中&選択にも、資産活用にもデジタルが活躍しそう。あれこれ書き出してみると使えそうなものが見つかるかもだし、プラスアルファを調べるのも有効。

いっそのことAIに聞いてみる? 正直、会社の業務ならまだしも個人の棚卸にデジタルが活躍するかどうかはまだまだ微妙な気がする。それにしたって期待値を考えれば手を出して損はない予感。

経歴を打ち込むとAIが履歴書を書いてくれて、会社の方から誘いが来る時代だ。その延長線上で個人的なアドバイスをしてくれるサービスってどうよ?

似たような経歴の人が知識を活かしてこんな転職で年収アップしてますよ、こんなブログで一発当ててますよ、みたいなライフプランのアドバイスをしてくれたらありがたい。

などと今日も余計なことを考えた。いい具合に発散してきたので適度に寝かしてまた別の機会に妄想を楽しみたい。アパレル業界の人は戦々恐々、そうでない人も学ぶことが多い、勉強になって面白い本でした。

↓自分ではできない体験を味わえるってのは小説の醍醐味だよね。

↓相変わらずAIに興味津々なのですよ。

↓お兄さんを介護する凄い人の話。

↓坂道ループを抜け出すにはしっかりした戦略が必要?

↓一話完結型かと思ったら違った。

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