「晴耕雨読その他いろいろ」2024/8/2投稿記事の修正転載です
「推し、燃ゆ 宇佐見 りん」で主人公の発達が気になる(2024/8/2)
ストーリーが推し物語でテーマが皺寄せ、主人公はグレーゾーン。途中から主人公の発達具合が気になって仕方なかった。

グレーゾーンの苦悩
完全な発達障害であれば色々と気にならないことも多い、……んだと思う。少なくとも我が家の長男を見ているとそう思う。男子トイレの中とはいえ完全にズボンを下ろすのを全く気にしない姿は衝撃だ。もう中学三年生だよ。一緒にトイレに行くこっちの方が気になってしょうがない。
どうやら本人もちょっとは認識しているらしいのだが、手間がかかるとか、急いでいるとかそんな理由ですっかり忘れるっぽい。普通なら
ズボン全下ろしの恥ずかしさ > 手間
だが、長男の場合
ズボン全下ろしの恥ずかしさ < 手間
みたいだ。このあたりが常人と大きく違う。おそらく今後ますます本人も気にするようになってそのうちズボン全下ろしは過去の話になるのだろう。
っていうか小学校に入る前に僕らも似たような道をたどったんじゃね? そこにはグレーゾーン的な苦悩がある予感。ホワイトならそもそも問題なし、完全ブラックなら気にならない。でもグレーゾーンは問題あるし気にもなる。
恥ずかしさを感じつつズボン全下ろししてしまう長男。おむつ外したいんだけどお世話になってる幼稚園児。勉強したほうが良いと思いつつついつい遊んじゃう学生。食べ過ぎ飲み過ぎは健康に悪いと知りつつ止められないオッサン。
これらは全て開き直ることのできないグレーゾーン的な苦悩な気がする。
みんなグレーゾーン?
そんなこんなでグレーゾーンはいたるところにある。発達障害と定型発達の境目はもちろんグレーゾーン。今多いらしいね。たぶんこの小説の主人公もそうだと思う。普通に高校に入学できたんだから明らかに我が家の長男よりは定型発達に近い。でも生きづらそうなところは同じ。
ひとりの人間の中でもグレーゾーンな時期はありそう。パンツ全下ろしグレーゾーン期やおむつ外しグレーゾーン期はわりと短そうだが長いものもあってそういうの大変そう。
もちろん僕もグレーゾーン期だ。自分は何か他人と変わった凄いことができるんじゃね? と思い右往左往を続けている。小説も、お金儲けも子育てもみんなそうだ。
パパっと成功したり、すっぱり諦めたりできずに、傍から見れば常に無駄なことに時間とお金を費やしている。自分は凡人であると認めて開き直ることができたらものすごくラクに違いない。このグレーゾーン期は長いよ。
どうやら自分は凡人らしいと気が付いたころから、おそらく死ぬまで続く。なんでこうなんだ! と嘆いても何も変わらないからともかく右往左往するしかない。考えた結果、良さげと思えることを続けるしかない。そんな調子で人間はみんなグレーゾーンなんだと思う。
でもって恐ろしいことにホワイトに入れても、その中にもまたホワイトとブラックがありそう。もちろんブラックの中もそう。一生これが続くとしたら右往左往を楽しむか、すっぱり諦めるしかない。でも手放しで楽しむのはムズくて、ましてや諦めるなんて至難の技だよね。
これこそまさに人間っぽい。ちなみにアドラー心理学では平凡を恐れるな的な話があったような気がする。いっぽうで、踊り続けろともある。
結局やってることは同じで認めたうえで右往左往しろ、ってことだと思ってます。あるいは成功者だけが胸を張って「踊り続けた」と言うことができて、陰に隠れたその他大勢の一般人は右往左往なのかも。などということを考えつつこの本を読みました。
気になったのはやっぱり主人公の発達。色々と難しいのだろうけど我が家の子供たちには適度に苦労して、イイ感じに楽しく過ごしてほしい。そのためにも僕は右往左往を続けたいと思いました。今日も内容と関係ないことをアレコレ考えて満足。
↓好きな人は好きなんだと思う。
↓魔法使いになりたいものですなぁ。でも努力が必要っぽい。
↓まず親が「ちゃんと」してなければならない。その点が最高にムズイ。
↓途中から気にしてたのにめっちゃ斜め……。
↓僕も何か斬新なことを考えたい。










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