『子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気 岸見 一郎』

02book-240121child0 実用書

*「晴耕雨読その他いろいろ」2024/1/26投稿記事の修正転載です

広告

「子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気 岸見 一郎」であらためてズレを認識(2024/1/26)

基本的にアドラー心理学は好きですよ。用法容量を守って正しく使えばとても有用。問題は「正しく」の解を誰も知らないことじゃね?

02book-240121child
マインドマップ
Kindle本に挑戦中です
(以下商品リンク)
三千世界短編集2
他にも何冊かあります
無料体験でも読めます。ご興味あれば是非!
「Kindle Unlimited」メンバー紹介プログラム

課題分離

結局、子供の課題はある程度親の課題。子供が将来路頭に迷っても無視できる鋼メンタルがあれば分離できるけど、たいていの人は無理だろう。困ってたら絶対手を差し伸べる。

そうならないように介入したくなってくるのが人のサガだ。ほら! お父さんの言った通りだった! なんてわめきながら共倒れするよりなら早々に介入し共通課題としたい。そんな調子で分けて考えられないので、課題分離は理想論だと思う。

放っておいたら自分でヤバいと思ってそのうちなんとかするでしょ、ってのも怪しい。だとすれば没落する人間はいないはずだ。などと文句を言いつつも僕はこの課題分離が大好きだったりする。

最終的に困るのは誰かを考え、明確に誰の課題かを分ける。勉強は子供の課題だけど、介入するかどうかは僕の課題だ。そう考えればある程度ドライになれる。土足でズカズカ突っ込むのではなく、スリッパ持参でコンニチハ、くらいの冷静さは持てる気がする。

最終的に困るのは僕じゃないけど、こうするのが良くない? みたいな。僕の介入を受け入れるかどうかは、これまた子供の課題だったりする。ちょっと冷たい気もするけど、所詮責任とれるわけでもないのでこんな感じがちょうど良くね?なんて思ってます。

広告

目的論

と、ここまで肯定的に読んだけどやっぱりどこか僕には合わない。どうやら理由は目的論にありそうだ。以下、僕の勝手な解釈。アドラー心理学って誤解が多いらしい。ということで今日も変に誤解します。

アドラー心理学の考え方は目的論らしい。同じようにアドラー心理学自体も目的論で成り立っている気がする。世界の滅亡を防ぐ、っていう崇高な目的がある。アドラーは戦争を経験し、このままじゃヤバいと思ったそうだ。

実際にはその後何度も危機があってそれでも世界は滅びていない。だけどヤバいことには変わりない。じゃあどうすれば良いか? 共同体を作って理想郷を実現するわけだ。これを邪魔するのが競争。競争するからいがみ合い戦争が起こる。

競争を認めないんだから努力がもつ側面の半分は否定しなければならない。自己満足努力はOKだけど、他者との比較努力はNGだ。あんなに他者とのつながりを重視するのに、努力は自己完結すべし、ってわけだ。以前読んだ本で、すべての喜びは人間関係、との記述を見た。

僕は努力も喜びだと思ってる。そこには少なからず人間関係がある気がする。ということでアドラー心理学は目的重視なので、今現在の人間の特性からちょっとズレている気がする。

崇高な使命実現のため、君子危うきに近寄らず状態になってる。好ましい競争と、ヤバい競争とがあるなんて考えずに、全部一緒くたに否定してるんじゃね?

その昔、オリンピックのスノーボードハーフパイプで素晴らしい演技をした選手を他の選手が賞賛するのを見た。あれがたぶん好ましい競争だ。あれを否定するのはなんか違うと思う。

そんなことを考えて、やっぱりアドラー心理学は全飲みせずに都合のいい部分だけ拝借しようと思いました。文句ばっかり書いたけど色々と考えさせられる良本ですよ。

 お読みくださりありがとうございます
↓応援クリックいただけると励みになります

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村
晴耕雨読その他もろもろ - にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング
人気ブログランキングでフォロー

↓10年の隔たりがあっても子育ては重要な課題ですよ。

↓やっぱり先生と生徒スタイルってわかりやすいよね。

↓なんか急にどうでもよくなる、カエル化なんて言葉もあったね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました