『スローバラード Slow ballad 小路 幸也』常連多い店

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2023/12/29投稿記事の修正転載です

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「スローバラード Slow ballad 小路 幸也」が常連の多い居酒屋っぽい

ストーリーが続き物イマドキミステリでテーマがしがらみ。主人公はわりと怖い人。マインドマップは潔く忘れました!

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ファン向け

この本はファン向けっぽい感じ。頑張って読んでるとシリーズの他の本も気になる。でも頑張らない人もいるんじゃないかなー、って感じがした。こういうのって難しいと思う。ファンだったら常連キャラクターの登場を喜ぶし、初見の人はフーンだし。

気持ちはわかる。なんて言ったらプロ相手に失礼だけど。ブログを書いていて、こちらの記事もどうぞ! みたいなのをよくやる。単純にアクセス数アップ狙いもあるけどこっちの記事も面白い自信あるよ、この記事をもっと楽しめるよ、みたいなおススメ感覚。

この本はそういうリンクみたいなのがけっこう多い。本筋に関係ない昔の登場人物とか以前の事件のチラ見せとか、それらがたくさん出てくる。ファンには嬉しいと思う。反面知らない人にとってはこの情報いる?的な雰囲気もある。

フラッと入った居酒屋で店主と常連が盛り上がってるみたいなイメージ。あんまりコミュ力ないんでそういうの入っていけないタイプですよ。もちろん好きな人は常連目指して頑張るのもアリ。

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アドラー的に考えた

偽アドラー信者としてはしがらみが気になった。若い頃はいろいろやったけどしがらみが……、って気分はわかる。わかるけどアドラー的にはしがらみは原因ではなく目的を果たす道具なわけだ。

何かをしたい、あるいはしたくない言い訳としてしがらみを利用する。そんな話は実際にありそうだ。もちろん体力の衰えはしょうがない。これはもうどうしようもなく納得。親の介護とかもムズイ問題だ。

でも人間関係の大部分は課題の切り分けで行けそうじゃね? 誰かのためを思ってしました、なんて言うと聞こえはいいけど結局は自己満足だったりする。だとすれば最初から、オレのしたいようにする! と宣言したほうがマシ。

こんなことを考えたのは気になった登場人物がいるからだ。そこまで悪者に思えないけどヒドイ目にあってる。でもってイイ話的に流されてる。この調子で行くとしがらみ的にとんでもないことでも許されてしまいそうな恐怖がある。そんなモヤっと感が漂う。

もしもこの後味の悪さを狙って表現してたらスゴイ。どこにでもいそうな隣人がしがらみで恐ろしいことをやってのける、あなたの隣にもいるかも、的な。

お話的には普通のイマドキミステリ。証拠から唯一解を求めるのではなく、ドラマチックに繋げたら当たってました、ってタイプ。常連になったら楽しそうな本です。

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