*「晴耕雨読その他いろいろ」2023/11/17投稿記事の修正転載です
「ダンス・ダンス・ダンス 村上 春樹」でダンスって難しいよねって思った(2023/11/17)
ストーリーがやれやれでテーマがダンス。主人公は僕。反省の結果、今回はちゃんとマインドマップ描いた。なんだけどメモが多くて邪道?

わりとわかりやすい?
以前読んだときにはよくわからないけど面白い、みたいな印象だった気がする。でも今見るとわかりやすい気がする。もちろん大ハズレかもしれないけど正解なんてそもそもないし。
このあいだの「風の歌を聴け」もわかりやすかった気がする。もちろん途中でラジオが出てきたりして相変わらずよくわからない部分は多いけどもっと後の他の話みたいな五里霧中の難解さではない。ひょっとしてマインドマップのお陰?
割合の問題じゃね?
ダンスは難しい。あんまりうまく踊り過ぎると五反田君コースに向かうこととなる。不足するインプットデータからどう踊るかを考える必要がある。自分の好きなように踊れば良い、なんて言っているととんでもない目に会いそう。
もちろん若いうちはそれで十分だし、才能が有ればOKかも。でも普通はそうもいかない。かといって周囲の目を気にして自分を騙して踊るとそのうち色々と見失いそうな予感。あれ? なんでこんなことしてるんだっけ、って。
多分どっちか片方だとムズくて、その割合が難しいんだと思う。さらにダンスが複数あるならその中で割合を変える必要がありそう。ダンスが複数、ってよりは手足の動き? ピアノだと右、左、ペダル? それとも時間軸で分かれてる?
いずれにせよ、心の震えに合わせて思いっきり好きなように踊る分野と、多少自分を偽ってでも上手く踊るべき分野がありそう。趣味と家庭、仕事みたいな感じで。
なんてことを今回は考えた。別の心境の時に読んだらまた別の感想を抱きそう。逆に同じだったら進歩のないヤツ、みたいな。こうやって僕が言葉にすると大したことない感じだけど、これをもっと深く、心底共感できるように示された感じ。なにより面白い。五反田君ならうまくやる。
言葉では表せないことを状況を通して表そうとする、それこそが小説の強みであり面白さなんじゃね? とあらためて思った。あと、前回面白い小説の特徴をいくつか挙げたけどすっかり忘れていたことがある。夜更かしして寝不足になる。大変面白い本でした。マジおすすめ。
↓ちょっとは聴ける余裕を持ちたいですなぁ。
↓とんがり鴉様って逆にとんがってないってこと?
↓タフでクール。あこがれるけど性格的に無理。
↓比較的すんなり進んでいく。
↓激ムズ本。半分も理解できませんでした!








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