*「晴耕雨読その他いろいろ」2023/10/13投稿記事の修正転載です
「文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの ジャレド・ダイアモンド」でにわか環境論者になった(2023/10/13)
とりあえずコーヒーフィルターはFSCマーク付きを買おうと思った。ドンキホーテに売ってなかったから諦めて100均の絶対違うヤツ買ったけど。少なくとも三日は環境論者になれる本。

恐ろしいのは現場ネコ
ヤバい方向に向かっていくのを止められるか? そこには予測、感知、試行の壁があるらしいですよ。ヤバくなりつつある状況でこのままではマズいと予測する。ヤバくなりつつある状況でしっかりと現状を感知する。ヤバい状況を何とかするべく望ましい方向へのかじ取りを試行する。
と、まあそんなことだってさ。その通りだと思うんだけど、実際のハードルは現場ネコ思考じゃね?
書類をチラッと見て、ヨシ! ってハンコを押して次に送る姿勢。これが至る所にありそう。予測はできたけど、担当者が対策しているだろう、or上が何とかするだろう、ヨシ! 感知はしてるんだけど、担当者が(以下略)。試行してるんだけど(以下略)。みたいな感じですよ。
このままじゃヤバい、ってのは大昔から言われていてなんとなくみんな知っている。昔となんか違うのは肌で感じてわかっている。夏からいきなり冬になるし。環境保全のための取り組みが色々となされていて、積極的に協力すべきとは漠然と思っている。
でもまあちょこっと取り組んでヨシ! とばかりに安易な方向に流されるわけだ。もちろん僕も含めて。その根っこにあるのはダメになるまで大丈夫、的な思考だと思う。僕の父がよく言ってた言葉。でもこういうのってムズイ。いつダメになるかがよくわからない。
最近の若いもんは……、的な愚痴はピラミッドの落書きレベルの大昔からある。でも人類は進歩し続けている。環境がヤバい、とは数十年前から聞かされている話だ。あと三十年で石油なくなるよ、とか。でもまだ大丈夫なのだよ。
まだまだ大丈夫な状況で極端な保護主義に走ったらミスる。他人がガンガン石油使ってるときに自分だけ寒い思いをする羽目になる。タイミングが重要なわけだ。
この感覚は株に似ているかも。下がる確信はあるけどタイミングがわからないから売れない。気付いたら乗り遅れる、なんてことがないようにしたい。
AIダイアモンドが欲しい
銃・病原菌・鉄もそうだったけどこの本では様々な結果に対して方向性を決めたっぽい要素を並べて比較検討している。原因となるだろうパラメータがあって、結果がある。好ましい結果、残念な結果を導くパラメータが見えてくるわけだ。
同じことを我々も日常でやってる。手を抜いたら失敗する、丁寧にやったらうまくいく、みたいな。それをもっと大きなテーマに適用しているわけだ。普通の人が扱えないようなデータをしかも膨大に集めて、研究者たちは日々アレコレ考えている。
もちろん文明崩壊も気になるけど、日常に応用したいところだ。たとえば我が家の関心事といえば発達障害がある。どのような日々を過ごしたらどのような結果になるのか、絶対はないだろうが傾向が見えれば大変ありがたい。そのデータを持っているのは担当する医者だけだ。
しかもサンプル数が限られている。多くても百くらい? データベースに残っていたとしても記憶の限界を考えるとパッと扱えるのはそれくらいじゃね? しかし同じことをAIがやったらどうか。
個人が特定できないようビッグデータのひとつとして子供のデータをアップする。そうすると蓄積されたデータにアクセス出来ますよ、なんとなく傾向がわかりますよ、ってなったら、情報提供者は多そうだ。
パラメータがあって、結果がある。その途中はブラックボックスで正直なんだかわからない。そんな状況から相関を見つけることはAIの得意技じゃね? もちろん発達障害に限らない。ジャレド・ダイアモンドがやっていることをあらゆる分野でAIにやってもらう。
有用なら加速度的にデータも集まり、ますます精度は高まる。一家に一台、AIジャレド・ダイアモンドがほしい。スマホアプリだったらなお嬉しい。なんて思うんだけど、まだまだ先の話だろうね。量的データだったら出来そうだけど質的データとなると難しそう。
けど、いつの日かお願いします! あれ? なんの話だっけ? ともかく、変な妄想が止まらなくなる、非常に面白い本でした。マジおすすめ!……でも読むの大変だよ。
↓なんかもっととがった人じゃなかったっけ?
↓複雑さが認識できる範囲を超えても崩壊しそう。
↓これなんか自重で崩壊みたいな感じじゃね?





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