『世界地図の下書き 朝井 リョウ』で良いガチャを回そうと思った

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2023/6/2投稿記事の修正転載です

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「世界地図の下書き 朝井 リョウ」でなるべく良いガチャを回そうと思った(2023/6/2)

ストーリーが養護施設物語でテーマがガチャ。キャラクターが思春期手前少年。ガチャなんて言葉は出てこないけどまあガチャだよね。

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下書きって言葉が気になる

下書きとか、助走とか、練習って言葉が苦手です。これらには本番ではないよ感があるが子供時代もしっかり本番だ。そこでしっかり差がつく、手の抜けない真剣勝負なんだからカン違いを招きがちじゃね? やり直しがきくのは事実だが程度の問題だったりする。

メガネをかけた子供の将来の夢が宇宙飛行士だとちょっと気になる。可能性ってわりと早めに少なくなるよね。後からどんなに努力しても最初から努力している人間には中々追いつけない。簡単に追いつき追い抜いちゃってもそれはそれでシステム的にどうかと思う。

なんてことを、下書きって言葉から色々想像してしまいました。下書きはムズイよね。その昔、僕に対して大人は難しさを十分注意してくれたんだろうけど子供にはなかなか届かないし。

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環境は重要

その点で子供の頃の環境は重要だ。これはもうガチャだと思ってます。ガチャって言ってもたいていの場合完全ランダムではない。筐体によってどんなものが出るかは大きな違いがあって、なるべく良いガチャを選ぶのがコツなんじゃね?

たとえば進学でも就職でも引っ越しでも回してみないとよくわからない点はある。どんなものが出るかは運に左右される。たとえば人間関係とかちょっとした居心地の良し悪しとか。おそらく世の中は量子力学みたいに不確定であって、条件を満たしても結果は一定ではない。

これだけ努力したらこれだけ幸せになる、なんてことは有り得ない。常に運要素が付きまとうけど当たりの確率は変えることはできる。だから僕らは調べて努力して、なるべく良いガチャを回そうとする。ちょっとでも良い結果に近づくように頭をひねって考えるわけだ。

なんだけど、最初のガチャだけは運要素のみで、努力の余地がない。いわゆる親ガチャってやつですよ。もちろん生まれる前の記憶がないので実は何らかの要素があったのかもしれないけど知らない。

日本に生まれた時点でかなりなレアを引いてはいる。生まれた直後に栄養失調で死ぬとか地雷原の先に水を汲みに行くとかそういうのって日本には少ないだろうし。……そうはいってもそんな風に考えて達観できないだろうし、逆に達観している子がいても悲しい。

さらに子供の大変なところは良いガチャを選べないところだ。大人だったらある程度自分で選んで良さげなガチャを回しに行けるけど、子供には難しい。ということで何が言いたいかっていうと自分的には良いガチャを選びたい。親的には良いガチャを準備したい。これですよ。

もうすでにいい歳だけどまだまだガンガン回すつもりですよ。なるべく良いガチャを回したい。もう時間もあんまりないだろうし。子供には良いガチャを引ける環境を準備したいと思っている。無尽蔵は無理だとしても世の中の平均よりちょっと上は目指したい今日このごろ。

などと今日も本の内容とは全然関係ないことを考えて満足。お話的にはアラフィフの涙腺を直撃する系でした。でもこの子たちってわりと簡単に悪いことするよね。その点は気になりました。

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