*「晴耕雨読その他いろいろ」2023/4/28投稿記事の修正転載です
「1ミリの後悔もない、はずがない 一木 けい」で自己満足が大事だと痛感
ストーリーが後悔でテーマが守る。キャラクターが苦労人。デビュー作とその後の雰囲気違うのはよくある話なんじゃないかと思います。

守りたいけど親も人
気持ちはわかる。子供は守りたい。絶対守る!って宣言して、結局逃げ出したとしても宣言したときの気持ちは本当だろうから誰も攻めないよ。そういうもんだと思うよ。最も良いのはもちろん両方助かること。子供を守って、親も助かる。それが理想だ。
でも無理な場合もわりとある。親だって人だから弱いのだよ。親になったら子供を守りたい気持ちで強くなるのも事実だろうけど、無敵にはなれない。弱いから逃げたくもなる。人によって逃避先は様々、お酒とか、浮気とか千差万別。
考えた末、ばっさり切り捨てるのもある種の選択だと思う。動物としてはそのほうが正しそう。でも人間でも動物でも子供を優先する親はいるのだよ。なんでだろうね。いずれにせよそこには後悔が付きまとう。
守ろうとして共倒れしても、共倒れを恐れて逃げても、結局は後悔する。守り切って共倒れを回避したらある程度胸を張れるだろう。でもたいていの人間は上を見るから、「もしもこうしてたら?」と無駄な考えをめぐらせるに違いない。これはやっぱり小さな後悔だ。
同じことは親子以外でも言えそう。恋愛でも友達でも、守るか逃げるかの選択はある。場合によっては守るイコール逃げるの場合も。
じゃあどうするか
後悔なんてのはいくらあっても良いと思ってる。それはきっと働かない蟻みたいなもんで、ある程度思い出があれば一定割合で後悔があるんじゃね? 成功者には成功者の後悔があり、そうでもない人にはそうでもない人なりの成功体験がありそう。
ということで問題は後悔をどうやって利用するかだと思う。一般的な後悔の活用法としては教訓として同じ過ちを犯さない、だ。でも状況がレアだったりあんまり込み入ってたりだと参考にしようがない。
そういう時には思い出として漠然イメージで活用したい。たとえば、ほとんどの大人がやってるだろう活用方法は「あんときあれだけ頑張ってどうにかなったんだから、それに比べればラク」だ。成功体験とか、どん底体験。あとは胸を張り、肚をくくるしかない。
結果はどうあれ、自分はよくよく考え努力して、最善と考える方法をとった。ここまで思えたら、大変でもなんでも自己満足できると思う。と、そこまで考えてなお、後悔しないはずなんてない。絶対に後悔する。そういうことなんだと思います。
そんな調子で大変考えさせられる面白い本でした。内容以外で興味深かったのは途中で雰囲気が変わったこと。最初一話は文章で刺しにくるタイプで、後はエピソードが印象的。
ちなみに後者の場合、ものすごくマインドマップを書きにくい。前者はわりと書きやすいんだけど面白いと書けなくなるから困る。個人的には両方満たしていると大変好みです。などと今日も生意気なことを言って変なことを考えて自己満足。
↓具体的な話が多いけど応用がムズい。
↓憧れるけど頭がこんがらかりそう。
↓変な家訓が面白い。っていうか明言できる親が凄い。






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