『思考力 外山 滋比古』で今日も余計なことを考えた|余裕が欲しい

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2023/4/14投稿記事の修正転載です

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「思考力 外山 滋比古」で今日も余計なことを考えた(2023/4/14)

久しぶりにこの人の本でも読もう、ってことで借りてきました。でも最近脳番地に興味津々な僕の脳は、しっかりこの本についてもそっち方面で見てしまいました。

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能動的が重要

やっぱり能動的が重要なわけだ。勉強したこと、知識に頼るのはラク。でも知識に頼ってばかりだと先細る。そこで思考ですよ。って本。

まず気になったのは流水と伏流水の話。これって多様性爆発と進化に似てる気がする。一次的な熱狂でバーッと広がって、わりとすぐに乾く表面の水。それに対して地面に染み込んだ水はゆっくりと地下を流れる英知となってあるとき突然日の目を見る。

最近でいえば野球がそうじゃね? WBCで大注目。にわかファンも増えたことでしょう。べつにそれに文句をつける気もないが、彼らはわりと移り気だったりする。しばらくたったらサッカーとか、別のスポーツで活躍する日本人選手とかに熱狂している予感。

ベッカム、ヨン様、氷川きよしのファン層はだいたいかぶっていて移り変わっただけじゃね? みたいな話もあったけどあんな感じ。順序覚えてないけど。 しかし、その熱狂が爆発的に興味人口を増やしたりする。元からって人もいるかもだけど、それが決定打でおおハマりな場合もある。

今回のWBCの選手にだって昔々のWBCを見て頑張った! って人もいるらしいよね。そういう人は大多数が飽きた後も熱心に進化し続けて成果を出したわけだ。なんかやっぱり通じるところがある気がする。

あとアレだ。忘却の重要性が強調されてるけど、これってリフレッシュじゃね? HDDからデータを完全消去すると大変なことになる。っていうか中々消去できない。できるものならクリーンにしたいけど。だからメモリを開放する、みたいな。

よくメモリが机の上、HDDが倉庫に例えられるが、おそらく人間の脳みそはもうちょっと連続的なのでは? 同じ部屋の中、隣の部屋、みたいに段階的になってるとか。机の上はきれいに保ちたいし部屋の中も定期的に整理整頓したい。ということで大賛成です。

このあたりの話は脳番地シフトと通じるところが大きい。休養の重要性とかそのまんまだよね。最強は睡眠、次点がスポーツとか散歩。おそらくこれらの行為は終わりが明確なものが良いのでは。作業はダラダラ続けてしまいがちだし考えごとなんか離れるのがムズイ。

その点、睡眠やスポーツは終了がわかりやすいのがありがたい。顔を洗って目がぱっちり、シャワーを浴びてさっぱり、なんて最高。

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学校に行かないとどうなる?

この本は面白くてためになるけど、残念なことに批判的に過ぎる気もする。文句を言っておいた後の、自分だったらこうする、的な発展性に欠ける。責任感に乏しい、とまでは言い過ぎ?

たとえば学校に行かないとどうなるか。我が家の発達障害長男は学校に行かないで動画ばかり見ている。おそらくこれでは意味がない。苦労するとか、自分で考えるとかそういう要素が必要じゃね?

ということでどうやったら長男が適度に苦労してくれるのか、何に興味を持って努力してくれるか、それが今のところの大きな問題だ。たぶん世の中多かれ少なかれ同じようなことに苦労しているのでは。

これにたいして昔は良かったとか、パブリックスクールは良いよとか、そりゃそうなんだけど難しい。自分の子供やら孫やらがそうなったらどうしよう的な切迫感は感じられない。……この人のプライベートなんてぜんぜん知らないから、実際は苦労してるのかもだけど。

家族レベルの真剣さというよりは学生を見る先生レベルの感覚じゃね? ある程度の余裕というか第三者的な雰囲気を感じる。と、文句を言っておいてなんだけどこの余裕が重要なんだと思う。

この本の最後のほうは昔話です。基本人の言うことを聞かず、天邪鬼なところが面白い。同じような反骨精神をもって失敗した人も多いだろうから、本人の言うとおり運もあるんだろうけど。そんな中でなぜか菊池寛の言うことだけ聞くのも不思議だ。

でもそういうのってあるよね。やたらそれだけ頭に残る、みたいな。おそらく著者が変わり者の異分子でいられ、それでも成功した裏には経済的な自立という余裕があったからでは。全部とは言わないまでもおそらくその要素は大きい。

なぜなら知識に頼らず自分で考えるのは大変だから。手間暇がかかり試行錯誤の失敗もあるからある程度の余裕がなければできない。余裕がない人は知識に頼っていちおうこれで大失敗はしないよ的な安全コースで行く必要がある。それこそサラリーマンのエスカレーターだ。

ということで若いうちは楽観的な精神的余裕を持ち、ある程度歳を取ったら経済的余裕が欲しい。株が得意みたいなので羨ましい限り。あんまり切迫すると視野が狭くなりそれこそ思考が鈍る。適度に無責任なほうが思いもよらない解決策が得られそうだ。……もちろん程度の問題だけど。

以上より、最初のほうは純粋に本の内容に沿って楽しみ、最後のほうは勝手に変な解釈をした。まあ別にいいよね。本の楽しみかたなんて人それぞれだし。大変面白くてためになる本でした。

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