『カクレカラクリ 森 博嗣』はなんか薄くて謎が対象年齢低めな感じ

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2016/6/23投稿記事の修正転載です

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カクレカラクリ 森博嗣(2016/6/23)

なんか薄い
・謎が対象年齢低めな感じ
・雰囲気は良い

そんな大ファンではないが森博嗣の小説は多少読んでいる。とは言っても学生の頃同級生がファンで貸してくれた程度。すべてがFになる、とかの頃。あれー、こんなに薄い話だっけ?ってくらい薄い。薄っぺらいってわけではなく、淡い、希釈されたって感じ。人が死なないから?

僕の認識ではトリックに最新技術やマニアックな材料を使ったり、ある意味ミステリーに喧嘩を売っている、というか明らかに一石投じる気満々な感じなのだが。文章も独特でアクが強い印象。しかし、この話では淡い雰囲気の中淡い話がゆっくりと進んでいく。

一番の謎も対象年齢低めな気がする。いや、僕はわかんなかったけどね。

でも僕の知っている森博嗣のとんがった謎解きに比べれば夏休みの指定図書に出てくるような感じがしてしまう。まあ、この手の謎解きはそんなものなのかも。踊る人形暗号だって子供の頃に読んだからスゲー、だったのであって、大人になってから読んでたらまた違うのかも。

あと主人公と友人の区別がつかない。わざとやってるのかってくらい似たような感じであり今調べて主人公がいると知ってびっくりした。そりゃ確かに謎を解いた方が主人公か、と、今さら気が付くほどである。

謎解きは緊迫感がない。そういう話なのだろうが考えてたら何となく思いついた的で、へー、そうなんだー、と思ってしまう。しかも真相も大したことない。

雰囲気は良い。田舎でこんな風に過ごせたらいいなー、と思ってしまう。あれ?別の本でもこんなこと書いたな。普段ならこの本に出てきた印象的な問題を枕に変な雑感を書くところだが、それも刺激されなかった。

森博嗣が曖昧ミステリを書こうとしてでも解は厳密にしたくて、色々やったらこうなった、的な不思議な話。肩の力を抜きたい人におススメ、多分。

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