「晴耕雨読その他いろいろ」2016/3/4投稿記事の修正転載です
沢田マンション物語 古庄弘枝(2016/3/4)
・一度住んでみたい、面白そうなマンションの話
・前半は現在の話、後半は沢田夫妻の半生記
・おそらく創造、破壊、修正を繰り返した独自性が魅力的
小さい子供は大抵ごちゃごちゃした場所が好きだ。広くても良いのだが狭いスペースに区切られており、好奇心旺盛な動物の巣みたいな場所。息子たちも押入れ(以下リンク参照)を自分たちの部屋だと言い張り、お気に入りのおもちゃや本を持ち込んでいる。
僕も押入れとか2段ベットの下とか大好きだった。ひょっとしたら昔々小動物だった頃の習性が残っているのかもしれない。
そういう人が多いのだろうか、九龍城砦だったり(行ったことないが)、軍艦島だったり(行ったことないが)、ごちゃごちゃした場所、独自性あふれる場所は人気が高い。ビレッジバンガードとかドンキホーテもそうかも。
おそらく沢田マンションもそうなのだろう。写真を見ただけでごちゃごちゃしており、好奇心を刺激する面白そうなものがたくさんある。外観は迷路+植物で、クレーンとかリフトとかがくっつている。
本を読むとさらに面白い物が色々あることがわかる。ベランダに花、屋上庭園はともかく水田まであったとか。設備としては発動機とか池とか。
しっかりきっちり遊びなく作られたものは効率的かもしれないが面白みがない。物でもシステムでも作って壊して修正して、が繰り返されると凄まじく魅力的になることがある。まあ、煩雑になるだけの場合もあるが。
廃墟もそれに近いのかも、と思っている。人間が作って、使われなくなって自然が破壊して、植物とかが自分好みに修正していく、みたいな。
なぜそれを面白いと感じるのか、考えたがさっぱりわからない。おそらくギャップが面白いとか、突然変異を好むとか、色々考えてもどうもしっくりこない。理由は一つではないだろうが、まあそのうち考えよう。狙ってその面白さを再現できれば大金持ちだろうなぁ。
沢田マンションは元々独自性あふれる夫婦が独自性を意識して作っている。さらに長い年月の中では環境、生活様式、建築技術の変化が影響を与え二人の思考、発想も変わっていっただろう。その結果マンションは他に類を見ない魅力的なものになったようだ。
あ、あと緑が多いのも廃墟っぽい雰囲気を出してマニアに受けるのかも。
↓2026年始まったと思ったらもう2月。毎年言ってるけど。
↓僕が新しいことに手を出すのも発作?
↓現代にも十分通じる面白くてためになる本。






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