『学問のすゝめ 福沢 諭吉』は全編にわたって面白い超おすすめ本

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「晴耕雨読その他いろいろ」2016/3/1投稿記事の修正転載です

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学問のすゝめ 福沢諭吉(2016/3/1)

何度読んでも面白い。この本は珍しく自分の。昔々文庫本で買ったもので読む本がないとき用に鞄の中に入れておいた。なので今回も読み始めてから読み終えるまで数か月かかっており内容はあやふやだが面白かったことだけは覚えている。

有名すぎる本なので教科書の中に名前が出てくる歴史上の本であり、自分で買って読むものではないと思っていた。読むとしても古文の本みたいに専門的な知識を持ったセミプロが読むとか本文と現代語訳が並んでいるとかだと。

ともかく普通の人が気楽に買って読める本ではない、と勝手に考えていた。しかし何かで普通に読める的な事を聞いて試しに買ってみたのだ。実際に読んでみるとまあ確かにスラスラとはいかないが普通に読める。2重否定の文とか耳慣れないので一瞬考えてしまうが、まあわかる。

冒頭の一文は「ペンは剣よりも強し」並みに有名な間違ったイメージの文章。それを読んで、ああこういう事か、と思うだけでも十分面白い。

内容的には古くてどうしようもない、まったく現代に適用できない!なんてことはない。そもそも楠正成の話でその時代に応じて行動しろ、的な事が書かれおりまあそりゃそうだろうな、と言う感じだが、有名な冒頭の部分とか独立の話とかそのまま現代にも通じるエピソードばかりだ。

文章もまた独特で面白い。茶化しているような、煽っているような雰囲気であり好みがわかれるところだろうが、嫌身に感じたり下品に感じたりしないのは天性の才能なのか、それだけ知性があふれているからなのか。ともかく僕の好きなアクの強い文章である。

それが原因で炎上してしまい他人のふりしてフォローの文を書き、火消しに回るあたりはご愛敬であり好感が持てる。この辺りのやり取りは現代にも通じ芸能人のバトルだったりネットの祭りだったり、今も昔も人間変わらないなぁ、という感じである。

あとアレだ。やっぱり頭を使って考える必要がある内容なので、寝る前に読むと良く眠れるのも魅力である。長距離移動に適した本だ。内容、文章すべて文句なく全編にわたって面白い、超おすすめ本である。

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