「プリンセストヨトミ 万城目 学」は細かいことは気にしない僕向け

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2015/7/2投稿記事の修正転載です

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プリンセストヨトミ 万城目学(2015/7/2)

「鹿男あをによし」も読みました。「鴨川ホルモー」も読みました。万城目学の本です。テンポが悪いという評価があったが、まあ言われればそんな気もしなくはない、という程度。行ったり来たりするが両方の場面が面白いので、別にモタモタした印象は受けない。

説明がないと言われれば確かにその通りだ。なぜ男の子は女装したいのか、なぜ女の子は男の子を助けるのか、さっぱりわからない。

これも大して気にならなかったのは僕が鈍いのか。それとも400年続いてきたことの理不尽さに比べれば些細な事だからなのか。歴史的な事件は「こうでした」と言われればたとえ突拍子もない事でもすんなり受け入れてしまう。詰め込み教育の成果なのか何なのか。

が、しかし、けれども、これだけはさっぱり理解できない。なぜ仕事の鬼として、厳格な人間としてあれほど描写された男があんな決断を下すのか。

いろいろ細かいことは気にしない僕にとっては楽しく読める本だった。おそらくもっと素直な人間にとっては最後まで楽しめるだろう。

↓真面目に生きようと思った。

↓水シャワーのために分解掃除したけど、もはや涼しい。

↓カバーはボロボロになって捨てたけど、枠はいまだに健在。

↓話すだけってのは嬉しいよね。

↓8つの脳番地をすべて使う作戦。

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