*「晴耕雨読その他いろいろ」2015/6/15投稿記事の修正転載です
突飛なるものの歴史 ロミ(2015/6/15)
変な本だ。ロミという変なものばかりコレクションした人が書いた本で、この本の内容も変だ。空想上の動物や天使、妖精から始まり、近代のアンダーグランドな流行など、あまり学術的には扱われない事柄が集められている。
内容が多岐にわたるため一つ一つはずいぶんさっぱり扱われている。しかし昔ならいざ知らず、今は興味を持ったものについてはインターネットで細かく細かく調べることができる。そんな変な世界の入門書、ひょっとしら自分が共感できる、楽しめる世界を発見できるかもしれない本だ。
宝箱なのかガラクタ箱なのか。幸いにして僕にとっては強く興味をひかれる分野はなかった。しかしガラクタ箱ではなく、特に近代の変な流行はこんな怪しげなものがあったのかと興味本位というか変なもの見たさというか、ずいぶん面白かった。
それにしても情報を集めるのも整理するのも難しい時代にあって、こんなに変な知識ばかり大量に持っていた人も凄い。
逆に言えばインターネットは変な人が世界中から集まって情報を提供している変な人の巣窟のようなものであり、その存在の持つ可能性というか恐ろしさというかにちょっと衝撃を受けてしまう。ともかく変な本だ。
リンク
↓これもまた変なものの収集の話。
↓怪しげ雰囲気は通ずるものがあるけど、こっちはシリアス。
↓戦略に行き詰まったら変な世界の力を借りるのも良いかも。
↓焦燥感とか居心地良さとか共感できる人多そう。
↓なんでも自作したい人間⇒賢い貧乏人への道を行け!








コメント