「不器用な赤 ヒキタクニオ」は迷惑かけすぎ、特に自転車が気になる

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2015/5/9投稿記事の修正転載です

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不器用な赤 ヒキタクニオ(2015/5/9)

消し屋Aを読んでその怪しげな雰囲気を気に入り、原宿団地物語で何だか物足りないと思ったヒキタクニオの本。ただ気に入らないというだけで犯罪を繰り返す主人公達の話だ。

皆それぞれ気に入らないことがありつつも折り合いを付けて過ごしているわけで、これを不器用と言われても共感できない。共感できないながらも読んでしまうのが、この手のアウトローものなのだろう。

しかし普通に悪者がいて犯罪に手を染めて、という話に比べ釈然としないのはなぜだろう。迷惑をかける対象が多すぎ、しかも被害が深刻なことが原因なのかも。

もう一つ気になったのだが、普通にカーチェイスを読んでもお話の中なのでさっぱり気にならないのが、自転車だとすごくに迷惑に見える。もう少し若いころに読んでいたら、多少は感じるところがあったのかもしれない。

↓不器用ながらも色々挑戦。

↓こっちの話は逆におとなしい。リアルだったら間が良いなー。

↓この手の本って、何十代まであるんだろうね。いくつになっても挑戦は理想。

↓他人に迷惑かけるよりなら自分にかけてほしいよね。

↓発想がすごい。最初「被」を見落としてた。

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