「ソドムとゴモラの混浴 仁川 高丸」を読んだけどピンとこなかった

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*「晴耕雨読その他いろいろ」2015/2/24投稿記事の修正転載です

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ソドムとゴモラの混浴 仁川高丸(2015/2/24)

仁川高丸の作である。いつも息子に選ばせると面白い本ばかり見付けてくるので今回は自分で選ぶことにした。知らなかったのだが賞を取った話題作の作者みたいだ。同性愛を描くことが多い人で
この作品もその雰囲気がある。

何というか、今の僕には合わない本だった。単純な性格なので起承転結があってついでに主人公がその過程で成長するとなお良い。この話では大変な事件がたくさん起きるのだが、あまり解決しない。それらの事件を受けた主人公の心の変化を書いている。

もちろんこういう形も一つの小説のスタイルなのだろうが僕には合わなかった。もう少し主人公の気持ちがわかりやすく、その結果の行動も納得できるものだったら僕にも理解できたのかも知れない。

ただ文章は印象的だった。描写や比喩が特異で面白い。この小説の奇妙を雰囲気を作り出すことに一役買っているようだ。

ともかく自分で本を選んだ結果、賞を取るような有名な人の作品ではあったが自分に合った本ではなかった。次は息子に選ばせてみようと思う。

↓今となっては無い状態が考えられない棚です。

↓年に1度しか使わないけど、すでに十分元は取った。楽しいし。

↓ケチなのでなるべく大事に使ってます。

↓この本はピンときたみたいだけど妄想は広がらない。

↓10年間で妄想力はアップしたっぽい。

↓最近はただ読むだけではない、アクティブな読書を目指してます。

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